意外と知らない!?基本的な野球用語の定義や意味を解説してみる!【投手編】

データ・セイバーメトリクス関連

 

どうも野球好きのためのフォーラムサイトgeek894.com管理人の894です。

今回は、知ってるようで意外と知らない基本的な野球用語について、公式記録も含めてできるだけわかりやすく解説してみようと思います。

最近野球を見始めたという人や、セイバーを勉強し始める前に基本的な指標について理解しておきたい方々(私も含めてw)の参考になればと思います。

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野球用語ってわかりにくいよね

野球用ごと一口にいってもその種類は数え切れない程あります。

NPBの公式記録として扱われている記録だけでも軽く50種類以上あります。

長年野球を見続けている人でも、「打席」と「打数」がごちゃごちゃになっていたり、「捕殺の定義は?」と聞かれてもすぐに答えられないなんてザラですよね(笑)

(もちろん私もです(笑))

そんなわけで、今一度基本的な野球用語の正しい定義や意味を確認していきたいと思います。

ところどころ間違いなどあるかもしれないので、もし間違えている箇所があった場合はコメントいただけるとありがたいです。

 

打者編はこちら!

野球用語って意外と多いので、ひとつの記事にはとてもまとめられませんでした(笑)

そんなわけで打者編の用語集もあるのであわせてご覧ください。

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投手編

「野球=投手力」と言われるほど重要なポジションである投手に関する用語をまとめていきます。

前回の打者編もそうでしたが、投手に関する用語だけでもかなりありますね(笑)

 

先発投手と中継ぎ(救援)投手

投手の中でも、試合の初回から投げるピッチャーのことを「先発投手(スターター)」、試合の途中から投げるピッチャーを「中継ぎ(リリーフ)投手」といいます。

中継ぎ投手の中でも最終回を任されるピッチャーは「抑え投手」や「クローザー」「守護神」などと呼ばれます。

 

登板数

登板数とは、イニング数に関係なく投手が試合に出場(登板)した回数をいいます。

出場試合数とほぼ同義です。

投手が試合に出場することを「登板する」という言い方をするので、投手の試合出場数は登板数として表されるわけです。

25試合に登板して150イニング投げた先発投手であっても、60試合に登板して60イニング投げたピッチャーの方が登板数としては多くなります。

 

投球回数(イニング数)

投球回数とは、投手が登板したイニング数をカウントしたものです。

アウトカウント1つを「1/3」として表記することがほとんどです。

(例:6回2/3)

 

完投と完封

先発ピッチャーが、勝敗にかかわらず試合の最後まで投げきることを「完投」といいます。

完投した試合で勝利すると、「完投勝利」と呼ばれます。

また、完投した試合で無失点に抑えると「完封試合」と言われます。

近年では、投手の分業体制が確立したこともあり、先発が完投しなくても後続の中継ぎ投手が無失点で試合を終えた場合「完封リレー」という言い方をされたりします。

 

ノーヒットノーランと完全試合

ノーヒットノーランとは、先発投手が完投し「無失点無安打」に抑えることをいいます。

よく勘違いされますが、「ノーラン」の「Run」はランナーのことを指すのではなく、ホームに生還すること(無事に逃げ切ること)を意味し「無得点」ということを表しています。

ヒットを打たれなければいいので、エラーによる出塁はセーフです。

最近の達成選手は、現ドジャースの前田健太投手やホークス時代の杉内俊哉投手、オリックスの西勇輝投手が有名です。

似たような言葉ですが「完全試合(パーフェクトゲーム)」いうものがあります。

完全試合とは、投手が完投し、一度もランナーを出塁させることなく試合に勝利することです。

つまり、相手打者のべ27人をすべて凡退させなければいけません(笑)

この完全試合を日本で最後に達成したのは元巨人の槙原寛己投手で、1994年5月18日以来達成者はいません。

 

勝利と敗北

野球の試合において、勝利チームの責任投手を「勝利投手」、負けチームの責任投手を「負け(敗北)投手」といいます。

先発投手の場合、5イニング以上を投げて自チームがリードした状態で試合に勝利すると「先発勝利」が付きます。

リリーフ投手の場合、登板した回の攻撃でリードすることで勝利投手の権利が付き「救援勝利」となります。

6回まで登板してリードした状況で先発が降板したものの、後続のリリーフ陣が逆転されて勝ち投手の権利を消されるというのがよくあります(笑)

以前は一番の投手評価指標として使われていましたが、投手自身の能力以外の要素が大きく関わってくる記録のため最近では投手評価に勝利数を使わないことが増えてきています。

勝利数は最多勝のタイトルの他、200勝達成が名球会の投手の入会条件にもなっています。

 

セーブとホールド

セーブとホールドは、中継ぎ投手に与えられる記録です。

ホールドは先発・責任投手・抑えのいずれでもないリリーフ投手に与えられる記録で、抑え投手にはセーブという記録が与えられます。

ホールドもセーブも条件がやたらとあるので、この解説をするだけで一記事書けちゃいそうです(笑)

そんなわけで、今回はそれぞれ手短に説明します。

まず「ホールド」ですが、同点もしくはリードしている場面に中継ぎで交代した投手が逆転もしくはリードを保ったまま降板した場合につきます。

「セーブ」は、抑え投手がリードを守りきったまま試合終了まで投げることで与えられます。

ただし、上記の全ての場合に記録されるわけではありません。

詳しいセーブとホールドの条件はウィキペディアでも調べてみてください(笑)

 

勝率

勝率とは、その投手が登板した試合で勝敗の記録がついた試合のうち、勝利する割合を表したものです。

勝率=勝利数 ÷ (勝利数 + 敗戦数)

単純に割合を計算するだけなので難しくない指標ですが、個人的には用途のよくわからない指標です(笑)

(「投手の勝率=勝利への貢献度」とは言い難い気がする)

 

被安打・被本塁打

被安打とは、投手がヒットを打たれた回数のことで、被本塁打がホームランを打たれた数のことです。

当然これらの値が少ない投手が優秀だということになりますが、登板イニング数によって左右される数字なので、これらの割合を計算することでより信頼性の高いデータとなります。

 

与四死球・故意四球(敬遠)

与四球とは、投手がフォアボールを出した数を記録したもので、故意四球とは相手打者にわざと四球を与えることをいいます。

故意四球は一般的に「敬遠球」と言われ、強打者との勝負を避けたい場面で次の打者から確実にアウトを取るための作戦として使われます。

 

奪三振

奪三振とは、その名のとおり相手打者から三振を奪った数をカウントしたものです。

三振を多く奪えるピッチャーは野手の守備力に関係なくアウトを獲ることができるため、非常に優れた投手であるといえます。

近年のNPBで最も奪三振力が高い投手といえば、間違いなく楽天の則本昂大投手です。

日本新記録の8試合連続2桁奪三振はすごすぎます(笑)

まさか野茂やダルビッシュよりも三振を取り続ける投手が出てくるなんて思いませんよね(笑)

 

暴投(ワイルドピッチ)

暴投(ワイルドピッチ)とは、ピッチャーの投げたボールがキャッチャーが捕れないところに言ってしまう投球のことをいいます。

一般的に、暴投の多いピッチャーはコントロールが悪いと言われます。

最近では、元ホークスの新垣渚投手が冒頭の多い投手として有名でしたね(笑)

通算記録では、一位がマサカリ投法で有名な村田兆治投手、次点で元ヤクルトの石井一久投手と先発投手がランクインしている中、新垣投手は通算記録で3位です(笑)

 

ちなみに、暴投によって打者が振り逃げに成功した場合は「三振」と「暴投」の両方が記録されるため、1イニング4三振が可能になります(笑)

 

ボーク

ボークとは、投手の不正投球を防ぐためのルールのことです。

個人的には、投手に関するルールの中で一番わかりにくいと思っています。

ボークが宣告される条件は多岐にわたりますが、具体的には、投球動作を途中で止めたり、マウンドのプレートから足を外して投げたり、セットポジションで完全に静止しなかったりなどがありあます。

正直言って、投球モーションにも関わってくるルールなので、ボークの線引きが曖昧だったりします。(二段モーションなんかが特にそうですよね)

明らかにおかしな投球だとわかる場合は問題ないのですが、それ以外の微妙な部分については審判の判断に委ねるほかありません。

 

自責点と失点

相手チームに得点されることを「失点」といいますが、この失点のうち投手の責任とみなされる失点を「自責点」といいます。

失点の全てが自責点となるわけではないので、失点と自責点の関係は以下のようになります。

失点 ≧ 自責点

自責点は、安打、犠飛、犠打、刺殺、四死球(故意四球を含む)、暴投、ボーク、野手選択、盗塁によって出塁させた走者がホームに生還した時に記録されます。

そのため、回の途中で交代した投手にも、後続の投手がランナーを返してしまった場合は自責点が加算されます。

つまり、自分が出したランナー(野手のエラーで出塁させたものを除く)がホームに帰ったら自責点が記録されます。

 

防御率

防御率とは、1試合あたりの失点数を点数の形で表したものです。

防御率 = (自責点 × 9) ÷ 投球回

打率などは高ければ高いほどいいとされますが、この防御率は低ければ低いほど優秀な値です。

指標の設計が古く先発投手向けに作られているため、中継ぎ投手は防御率が上がりやすい傾向にあります。

 

クオリティ・スタート(QS)

クオリティ・スタート(QS)とは、先発投手が6イニングを3自責点以内に抑えることをいいます。

また、ハイクオリティ・スタート(HQS)という指標もあります。(7回2失点以内)

以前詳しく検証したこともある指標です(笑)

2017-03-21 (7)

クオリティ・スタートを達成する割合(QS率)を見ることで、その投手がいかに安定した先発であるかを把握することができます。

 

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最後に

予想通り投手編も長くなってしまいました(笑)

投手に関するルールには、いろいろな条件がついてくるものが多いのでややこしく感じてしまいますね。

なんとなく理解しておくだけでもなんとなく野球がわかった気がしますよね(笑)

次回は、「守備・その他編」の野球用語をまとめていこうと思うのでそちらも合わせてご覧ください!

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