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交流戦終了時点でのセ・パ両リーグの各チームの印象と現状をセイバー指標をはじめとしたデータで振り返ってみる

データ・セイバーメトリクス関連

 

どうも野球好きのためのフォーラムサイトgeek894.com管理人の894です。

今回は、先日セ・パ交流戦の全ての日程が終了したということで、いつものように現時点でのセ・パ両リーグの印象と現状をセイバー指標などの様々なデータを使って振り返っていきます。

ぜひ前回までの振り返りも交えてご覧下さい。

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交流戦直前のデータ

交流戦直前までの各チームの成績についてはこちらの記事をご覧下さい。

交流戦直前のセ・パ両リーグの各チームの印象と現状をセイバーをはじめとしたデータで振り返ってみる
どうも野球好きのためのフォーラムサイトgeek894.com管理人の894です。 今回は、明日から交流戦が始まるということで、交流戦直前までのセ・パ両リーグの各チームの印象と現状をいつものようにセイバーなどの様々なデータを交えて振り返...続きを読む

 

また、今回も「プロ野球ヌルデータ置き場」さんのデータを利用させていただいています。

様々なデータをチームごとに参照できるので非常にありがたいです。

 

現在の各リーグの順位

今月は交流戦があったこともありセ・リーグとパ・リーグの戦いという印象もありましたが、交流戦中の勝敗もリーグ戦の順位に関わっています。

そのため、交流戦によって得をした球団と損をした球団があるかもしれませんが、その辺も踏まえながら現在の順位を確認してみましょう。

 

セ・リーグ

順位チーム勝率
1位広島412510.621
2位阪神3727030.578
3位横浜3133290.484
4位巨人2936011.50.446
5位中日28363120.438
6位ヤクルト25391150.391

交流戦前に比べて一番変わったことといえば、Aクラスのチームが入れ替わっているてんでしょうか。

巨人が球団史上ワースト記録となる13連敗を記録し、勝率を一気に落としてしまったことは記憶に新しいですね。

その怒涛の絶不調の巨人の影に隠れてヤクルトも10連敗を記録し、最下位のポジションが入れ替わってしまいました。

巨人がここまで絶不調に陥るのは私が小学生の時以来かもしれませんね…。

(堀内政権以来かも…)

ゲーム差を確認してみると、最下位のヤクルト4位の巨人までは3.5ゲーム差、5位の中日とはたったの0.5ゲーム差とBクラスのチーム同士で泥沼の混戦模様が繰り広げられそうです。

首位の広島とそれを追う阪神の間のゲーム差も微妙に広がっていますが、まだまだ射程圏内と言えるでしょう。

今週末からの直接対決がとても楽しみです。

 

パ・リーグ

順位チーム勝率
1位楽天402000.667
2位ホークス422501.50.627
3位西部352625.50.574
4位オリックス29350130.453
5位日ハム27370150.422
6位ロッテ2045122.50.308

パ・リーグに関しては大きな順位変動は見られませんでした。

それでも交流戦前に比べるとAクラス内のゲーム差がじりじりと縮まっているのが分かります。

(首位と2位のゲーム差が3→1.5に、首位から3位までのゲーム差も0.5縮まりました。)

Bクラスに関してはオリックスと日ハムの順位が入れ替わってしまいました。

交流戦直前の時点では同じ勝率でしたが、現在では2ゲーム差に開いています。

例年、交流戦を得意としていたロッテですが、今年に関しては若干勝率が上がっただけで不調を脱する機会とはなりませんでした。

 

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交流戦の各チームの成績

せっかく交流戦直後の成績をまとめるということで、今回は交流戦の順位などもまとめておきます。

ちなみに、交流戦成績についてはSportsnaviのデータを参考にしています。

プロ野球 - オープン戦順位 - スポーツナビ
セ・リーグ、パ・リーグ、交流戦、オープン戦の順位表。一球速報や結果はもちろん、日程スケジュール、個人成績、プロ野球に関連した最新ニュース、写真ニュースなどの情報が満載な、スポーツナビ プロ野球サイトの順位表一覧ページです。

 

交流戦順位

順位チーム勝利敗戦勝率
1位ホークス12600.667
2位広島12600.667
3位西武10710.588
4位阪神10800.556
5位楽天10800.556
6位オリックス10800.556
7位DeNA9900.500
8位中日9900.500
9位日ハム81000.444
10位巨人61200.333
11位ロッテ61200.333
12位ヤクルト51210.294

交流戦最後のカードで最高勝率を争った広島とホークスの対決は、ホークスの勝ち越しによってホークスが最高勝率の栄冠を手にしました。

勝率が2球団で並んだ場合は以下の規定により直接対決の成績により交流戦順位が決定します。

【2球団が並んだ場合】

  • 勝数
  • 直接対戦成績
  • 交流戦18試合のTQB( (得点/攻撃イニング)-(失点/守備イニング) )が大きいチーム
  • 交流戦18試合のER-TQB( (相手自責点による得点/攻撃イニング)-(自責点/守備イニング) )が大きいチーム
  • 交流戦18試合のチーム打率
  • 前年度日本生命セ・パ交流戦の上位チーム

引用:開催要項|日本生命セ・パ交流戦2017

毎年パ・リーグに大きく勝ち越されていたセ・リーグですが、今年に関しては51勝56敗1分(全108試合)とかなりの検討を見せてくれました。

この要因としてはやはり広島・阪神・横浜・中日の4チームが勝率5割以上で終えたことが大きいのかなと思っています。

それでも、上位6チームのうち4チームがパ・リーグが占めているところを見ると、パ・リーグのチームに勝ち越すことの難しさが伺えますね。

巨人・ヤクルトの調子がもう少しよかったら…なんて思ってしまいましたが、タラレバを言っても仕方ありませんね(笑)

 

交流戦での得失点差

順位チーム得点失点得失点差ピタゴラス勝率
1位ホークス8651350.740
2位広島9159320.704
3位西武8562230.653
4位阪神7463110.580
5位楽天8171100.566
6位DeNA827930.519
7位日ハム6671-50.463
8位オリックス7180-90.441
9位中日6476-120.415
10位巨人6382-190.371
11位ロッテ7096-260.347
12位ヤクルト57100-430.245

※この表はピタゴラス勝率に基づく順位であり実際の順位ではありません。

 

得失点差から導くピタゴラス勝率を見ても、概ね実際の交流戦順位と大きく異なるところはなさそうです。

最後まで最高勝率を争った広島とソフトバンクは得点失点共に高いレベルで争っています。

得点1位は広島ですが、失点数でホークスにやや負けてしまったのが惜しかったですね。

(直接対決でももう少し投手陣に踏ん張って欲しかった…)

当たり前ですが、交流戦のような1カード限定の短期決戦ではいかに得失点差をプラスにしていけるかが大事な点ですね。

 

交流戦での打撃及び投手成績

チーム本塁打盗塁打率防御率
ホークス21120.2682.72
広島26160.2662.73
西武23150.2513.16
阪神10120.2513.01
楽天1640.2423.5
オリックス1610.2763.79
DeNA2140.2474.01
中日16120.2434.14
日ハム8100.2423.33
巨人11120.2594.25
ロッテ770.2434.91
ヤクルト1360.2225.22

本塁打数・盗塁数において交流戦1位を獲得したのは広島でした。

意外なことに(失礼ですね(笑))交流戦打率1位はオリックスです。

ただやはりどの部門においても高いレベルでまとまっていたのはソフトバンクでしたね。

攻守においてスキがなく、今年も強いチームという印象を強く残してくれました。

 

得失点差から導く勝率

毎度のことですが、各チームの得失点についても見ていきます。

ちなみに、この表はピタゴラス勝率に基づく順位であり実際の順位ではありません。

ピタゴラス勝率については以下の記事をご覧下さい。

数字が苦手な人でもわかるセイバーメトリクスの基本【ピタゴラス勝率の解説あり】
どうも野球好きのためのフォーラムサイトgeek894.com管理人の894です。 今回は、「セイバーメトリクスってなんだよ」「俺文系やから統計とか数学とかよくわからへん」という方々でもセイバーメトリクスを理解できるように、セイ...続きを読む

 

セ・リーグ

順位チーム得点失点得失点ピタゴラス勝率
1位広島343252910.649
2位阪神263222410.584
3位横浜267290-230.459
4位巨人213249-360.423
5位ヤクルト224271-470.406
6位中日217275-580.384

交流戦中、得失点差を大きくプラスにした広島(+32)に対して、阪神はわずか11点のプラスにとどまっています。

といっても、セ・リーグのほかのチームの得失点差がすべてマイナスであることを考えると、阪神は交流戦を上手く乗り切ったと評価できそうです。

交流戦で大きな打撃を受けたチームはヤクルトです。

ヤクルトの得失点差は交流戦前に比べ-43点で、他のチームを圧倒する絶不調が伺えました。

実際の見た目こそ中日の方が悪そうですが、ここ1ヶ月間の成績を考慮すると本当にチーム状態が悪いのはヤクルトじゃないかと思います。

(あくまで数字を見ただけの個人的な感想ですが)

また、中日と同様に交流戦を勝率5割で乗り切った横浜は得失点差を微妙にプラスしています。(+3点)

これからどのようにして首位争いに食い込んでくるかが楽しみですね。

 

パ・リーグ

順位チーム得点失点得失点ピタゴラス勝率
1位楽天294209850.664
2位ホークス316233830.648
3位西武294221730.639
4位日ハム243283-400.424
5位オリックス225265-400.419
6位ロッテ202331-1290.272

交流戦を10勝8敗で乗り切った首位楽天ですが、それに勝る勢いで怒涛の追い上げを見せ続けている2位のソフトバンクが目立っています。

実際、交流戦前のソフトバンクの得失点差は48点でしたが、現在では85点まで伸ばし、3位以下に対して大きな差を付け始めています。

この勢いのまま追われ続けると、いずれ実際の勝率も楽天と入れ替わってしまう可能性は大いにありますね。

4位争いをしている日ハムとオリックスですが、得失点差こそ並んでいるものの得点数の分でやや日ハムの方がピタゴラス勝率上は高い順位にいます。

それでも、Aクラスのチームすべてが6割以上であることを考えるとAクラス入りを狙うには今より更に得点を増やしていくことが不可欠と言えそうです。

 

各チームのバッティング成績

最近OPSについての記事を書いたのでよかったらあわせてご覧ください。

セイバー指標の代表格「OPS」について解説してみる。出塁率・長打率もついでに解説【セイバーメトリクス】
どうも野球好きのためのフォーラムサイトgeek894.com管理人の894です。 今回は、セイバーメトリクス解説の第2回目として、セイバー指標の代表格の1つとして知られる「OPS」という指標について解説していこうと思います。 従...続きを読む

 

セ・リーグ

チーム名打率OPS本塁打盗塁RCWIN
広島0.2750.77070537.4
阪神0.2440.6834334-0.13
横浜0.2500.6834920-0.04
巨人0.2430.6553936-2.27
中日0.2460.6584842-1.97
ヤクルト0.2390.6543725-2.93
リーグ平均0.2500.6854735

セ・リーグの打撃力1位は文句なしで広島ですね。

チームOPS0.770は脅威ですし、盗塁数・本塁打数ともに2位以下を大きく突き放しています。

上位から下位までまんべんなく得点に繋がる打撃ができていることが、現在の首位独走に大きく貢献していることは間違いありません。

ほかのチームに関しては依然として団子状態といったところでしょうか。

昨年まで「セ界の火ヤク庫」と恐れられてきたヤクルト打線が湿り気味なところが気になるところですが…。

 

パ・リーグ

チーム名打率OPS本塁打盗塁RCWIN
楽天0.2690.76562173.67
ホークス0.2720.78275445.3
西武0.2590.73566532.1
オリックス0.2580.6994515-1.06
日ハム0.2430.6875038-1.68
ロッテ0.2140.5963217-8.23
リーグ平均0.2520.7115530

パ・リーグの打撃力1位はソフトバンクですね。

広島の値も素晴らしいものですが、ソフトバンクはそれよりやや上をいっています。

パ・リーグのAクラス総じていえることですが、高い勝率を残しているチームはやはり得点につながりやすい打撃ができているようです。

3チームともOPSが0.700を超えているだけでなく、RCWINの値を見るとBクラスのチームよりも高い得点力を持っていることがわかります。

日ハムやロッテもシーズン序盤に比べると調子を上げてきているように見えますが、Aクラスまでの道はまだまだ長そうです。

楽天の盗塁数の少なさも少し気になる点かもしれませんね。

 

各チームの投手成績と守備

NPBにおけるクオリティスタートの意義については賛否両論あるかと思いますが、私の個人的な意見については以下の記事にまとめました。

2017-03-21 (7)

 

セ・リーグ

チーム名防御率四球失策QS率RSWIN
広島3.342483961%1.63
阪神2.902154553%3.23
横浜3.972313244%-3.03
巨人3.531863257%0.59
中日3.722222551%-0.7
ヤクルト3.841973557%-1.71
リーグ平均3.552163454%0

個人的には、セ・リーグの投手成績は拮抗していて飛び抜けているチームはないように見えます。

先発の安定感を重視するなら広島ですし、単純に防御率だけを見れば阪神、四球や失策の少なさから巨人の堅実さも評価したくなります。

しいて挙げるなら防御率・RSWIN・失点数が頭一つ抜けている阪神が最も優秀といったところでしょうか。

(リーグ平均を考えるとチーム防御率2.90はすばらしい…)

セ・リーグに関しては投手力がそれほど順位に関わってきていないように感じるので、やはり打撃成績がずば抜けて高い広島の優勝を予想したくなります。

 

パ・リーグ

チーム名防御率四球失策QS率RSWIN
楽天3.131763160%3.78
ホークス3.412062046%3.65
西武3.261723652%3.47
オリックス3.752233655%-0.83
日ハム3.942035034%-2.98
ロッテ4.642614242%-7.09
リーグ平均3.702063548%0

パ・リーグでは、AクラスとBクラスの間に投手力で大きな壁があるようです。

 

RSWINにおいてそれが特に顕著に現れているのがわかります。

Bクラスのチームがすべてマイナスの値であるのに対し、Aクラスのチームはすべて3以上の値を残しています。

これは、Aクラスのチームが投手成績によってリーグ平均のチームよりも3勝以上を勝ち取っていることを意味しています。

逆に最下位をひた走るロッテは、投手成績によって7戦以上を落としてしまっているという評価です。

今後もAクラス3チームは高い次元で首位争いをしてくれそうなのでパ・リーグの優勝争いはまだまだ先が見えてきません。

 

最後に

今回は交流戦もあったということでいつもよりデータの集計期間が長くなってしまいました。

しかし、今回の交流戦で得をしたチームと損をしたチームというのがはっきり出てくれましたね。

個人的に交流戦で一番得をしたと思うチームは、貯金を6増やしたソフトバンクでしょうか。

広島も同様に貯金を増やしていますが、パ・リーグの首位楽天が2つしか貯金を増やせていなかったことを考えると、今後の首位争いに大きなプラスとなったことは明らかです。

逆に損をしてしまったチームは、Aクラスから一気にBクラスまで転落してしまった巨人かなと思います。

元々Bクラスで交流戦最下位に終わるのと、元々Aクラスで交流戦後にBクラスになっているのとでは事情が異なりますよね。

あの13連敗は今後のシーズンに大きく関わってくることは間違いないでしょう。

いよいよ交流戦も終了し、今シーズンも中盤に差し掛かってきました。

これから通常のリーグ戦が再開してオールスターまでの戦いでどのように立ち回れるかが今後の順位に影響してくることもあるので注目していきたいところです。

 

 

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