どうも、新年早々インフルになったHachiQ4です。明けましておめでとうございます。
今回は、私の愛する聖飢魔Ⅱについて、その素晴らしさやどうして平成生まれの私が聖飢魔Ⅱ信者になったのかなどを熱く語りたいなと思います。
最近ほとんどブログを更新していなかったのでリハビリです(笑)
次のブログの書き出しは「どうも、新年早々インフルになったHachiQ4です。」に決定
— HachiQ4@鯉党 (@894ch_official) January 7, 2019
(Twitterでも言いましたが年明け早々インフルにかかりました。)
聖飢魔Ⅱとは
この記事を読んでいる方は、おそらく聖飢魔Ⅱという名前に聞き覚えがあるか、もしくは既に聖飢魔Ⅱ信者の方なのではないかと思いますが、一応少しだけ説明しておきます(笑)
聖飢魔Ⅱとは、1985年に地球デビューし、1999年12月31日の解散(地球征服完了)までの間、人類に悪魔教を布教するためにヘヴィメタルバンドの形態で活動していたグループです。
聖飢魔Ⅱは1999年12月31日の本解散後にも、2005年、2010年、2015年に再集結し、我々信者の前に姿を現してくださりました。
また、2011年の東日本大震災の際は、「Tribute to Japan」というチャリティミサ(ライブ)も行っています。
聖飢魔Ⅱのより詳しい情報については、また気が向いた時に別記事でまとめたいと思います。
聖飢魔Ⅱに出会ったきっかけ
私が聖飢魔Ⅱに出会ったのは、大学に入ってまもない頃でした。
元々ハードめなロック(≠ハードロック)が好きだったということもあり、高校時代はV系にハマったり、BOOWYのような80年代のロックシーンを追いかけたりするようになっていました。
しかしながら、何を聞いてもしっくりくるものがなく、毎日いろいろな音楽を聴いて、自分がどう言う音楽を求めているのか常に考えていました。
そんな中で、たまたまYouTubeで関連動画に出てきた、聖飢魔Ⅱの「アダムの林檎」が目に入り、そのイントロのリフを聴いた瞬間にビビビっときちゃいました(笑)
もう本当に全身に電撃が走ったようなそんな感覚でした。
もちろん、聖飢魔Ⅱの存在自体は知っていましたが、「あー聖飢魔Ⅱね、なんかデーモン閣下が『お前も蝋人形にしてやろうか!』とかいうあれでしょ?」という程度のごく一般的な知識しかなかった私にとって、「アダムの林檎」との出会いは衝撃でした。
聖飢魔Ⅱの復活ミサに行けたときは泣いたね
そんなわけで晴れて聖飢魔Ⅱの後追い信者となった私ですが、私が信者になった2012年には既に3度目の再集結も終わったあとでした。
そんなわけで、下手したらもう一生聖飢魔Ⅱを生で見ることはできないかもしれないと諦めていたのですが、2015年に再び再集結することが決定し、生の黒ミサに参加することができたときはもう嬉しくてしょうがなかったです。
実際、全席死刑ツアーの大阪2日目、続全席死刑ツアーの大阪2公演、そして地獄の再審請求 控訴審・上告審両方の、計5度の黒ミサに参加することができました。
初めて生で感じる聖飢魔Ⅱは、なんと言葉で表したらいいのかわからないくらいの感動がありました。
全席死刑ツアーで「Fire After Fire」を聞けたときは、ガンガンテンション上がってノリまくりながら涙が流れていました(笑)
地獄の再審請求でも、紅玉のイニシエーションを楽しみながらも、「アダムの林檎」のイントロでもう頭がぶわーーーーっとなったのを覚えています(笑)
(青森県南部地方及び岩手県地方における紅玉の呼び方を思いっきり叫びましたけどね!!!)
聖飢魔Ⅱのここが素晴らしい
某ダーツの旅みたいな見出しになってしまいましたが、個人的に思う聖飢魔Ⅱというグループの素晴らしさみたいなものをまとめてみます。
正直、自分の好きなものを文章で伝えることは得意ではないので、すべてを伝えられる自信はありません(笑)
個々の構成員の演奏技術の高さ
聖飢魔Ⅱを語る上で、構成員の演奏技術の高さを無視することはできません。
悪魔教を布教するための宗教団体ではありますが、その媒体はヘヴィメタルバンドという形態を取っています。
ヘヴィメタルバンドである以上、演奏がしょぼくちゃお話になりません。
その点、聖飢魔Ⅱはリズムセクションもギターも閣下のヴォーカルも総じて日本のバンドの中ではトップレベルにあると思っています。
実際に、生で黒ミサに参加してきましたが、大教典(CDアルバムのようなもの)の音源に引けを取らない素晴らしいパフォーマンスを体感することができました。
聖飢魔Ⅱに関しては、ライブでガッカリさせられることが一切ありません。
何でもかんでもスペックで語りたがる風潮は好きではありませんが、そういった方々でも満足して聴くことができるバンドです。
(漫画家の徳光先生の言葉をお借りすれば「知識を語るな、愛を語れ」です。)
前期・中期・後期それぞれの音楽性
聖飢魔Ⅱは、1982年に結成し、1985年の地球デビューから1999年の本解散までの間に多数の教典(楽曲)を発表してきました。
それぞれの教典は前期・中期・後期に分かれており、それぞれの分類は一般的に以下のように分けられています。
- 前期:「悪魔が来りてヘヴィメタる」B.D.14年(1985年)9月21日~
- 中期:「BIG TIME CHANGES」B.D.12年(1987年)11月21日~
- 後期:「PONK!!」B.D.5年(1994年)7月1日~
前期の聖飢魔Ⅱは、もろにヘヴィメタルな雰囲気たっぷりな楽曲が多いのが特徴です。
特に、初期の楽曲は聖飢魔Ⅱの創設者であるダミアン浜田殿下(現:サタン45世地獄大魔王陛下)によって制作された楽曲も多く、おどろおどろしい悪魔の世界を堪能したい方にはとてもオススメの年代です。
[前期の代表曲]『地獄の皇太子』『蝋人形の館』『悪魔組曲』など
中期になると、地球デビュー時に下手のギターを担当してきたジェイル大橋代官が悪魔事異動により聖飢魔Ⅱを離れ、sgt.ルーク篁3世参謀が加入します。
聖飢魔Ⅱのギタリストはコンポーザー的な役割も大きいのですが、この頃はもうひとりのギタリストであったエース清水長官がその役割を大きくになっていたように思います。
ヘヴィメタル的主張が強かった聖飢魔Ⅱも、この頃から徐々に様々な音楽の要素を取り入れていくことになり、聖飢魔Ⅱらしさという面での苦労が思い浮かぶ楽曲も多いです。
[中期の代表曲]『有害ロック』『1999 SECRET OBJECT』『赤い玉の伝説』など
後期になると、聖飢魔Ⅱの本活動もいよいよ終盤になり、バンドとしても成熟味を見せはじめていた時期です。
後期の楽曲の特徴は、これまでの教典以上にメッセージ性の強い歌詞が多くなり、音楽的にもHM/HR的スタイルから、ポップやプログレといった要素が強く伺えるようになっています。
メディア露出の多かったバンドだけに、暴力的な歌詞よりも世間に受け入れられやすい楽曲が求められていたという、聖飢魔Ⅱにとっては本当に苦労の耐えない時期だったことが想像できます。
それでも、自分たちの路線を大きく外ずすことなく、これまでの信者にも新規にも評価される曲を世に送り出し続けてきた聖飢魔Ⅱの実力の高さを感じることができます。
また、ルーク参謀がメインコンポーザーになっていた時期でもあり、参謀の作曲による楽曲が多いのも後期の特徴です。
[後期の代表曲]『MASQUERADE』『真昼の月 〜MOON AT MID DAY〜』『BRAND NEW SONG』など
聖飢魔Ⅱが地球デビュー30周年の際に発布された極悪集大成盤「XXX -THE ULTIMATE WORST-」はCD3枚組で前期・中期・後期の楽曲をそれぞれ堪能することができます。
これから聖飢魔Ⅱを聴き始めたいという方にはとてもオススメです。買いましょう。
先見性とメッセージの深さ
聖飢魔Ⅱの素晴らしさを語る上で、先見性とメッセージの深さに触れないわけにはいきません。
聖飢魔Ⅱの本活動期間は、1985~1999年の間です。
しかしながら、そこから20年が経過した今になってようやく現代社会に通じるメッセージが出てきたり、聖飢魔Ⅱが予見した未来になっていると実感することが多々あります。
例えば、「20世紀狂詩曲」の歌詞では、「世界中を結ぶ電脳ネットワーク 貧富以外の境界線越え」という歌詞の後に「使う奴等が進化していない」と続きます。
実際、情報リテラシーという言葉が叫ばれて久しい現代ですが、まだまだ誰にも正しい情報リテラシーはありません。
技術は進歩していきながらも、それを使う人間たちは進歩できないという、悪魔たちから見た人間世界の様子をうまく表現している歌詞だと思います。
もちろん、これはほんの一例で、まだまだ他にもたくさんの楽曲で先見性の高さを感じさせられます。
個人的に、聖飢魔Ⅱの楽曲の素晴らしさを最も感じる部分は、マイノリティへの応援歌になっている曲が多い点です。
元々聖飢魔Ⅱ自身も、音楽的にもビジュアル的にも人間界ではマイノリティとして扱われてきたという体験があります。
しかし、聖飢魔Ⅱは「マイノリティだからなんだよ?」とマイノリティにはマイノリティとしての強みがあるということを教典と自分たちの活動で示してきました。
「ほかの人たちにうまくなじめない」、「どうしても周りから浮いてしまう」といった悩みを持つ信者の方も多く、大げさではなく聖飢魔Ⅱの存在によって救われたという方も少なくありません。
単に共感出来る歌詞というのではなく、あくまでも悪魔からみた人間界の滑稽さという形で表現されている点も聖飢魔Ⅱらしい部分です。
他のアーティストにはできない表現の仕方、そしてそれを伝える能力の高さは聖飢魔Ⅱの大きな魅力となっています。
様々な文化的側面を内包したエンターテイメント
聖飢魔Ⅱは、どうしてもそのビジュアルばかりが語られてしまいますが、その本質はやはりヘヴィメタルバンドです。
しかし、聖飢魔Ⅱの信者がみんなHR/HM愛好家ばかりかというとそうではありません。
むしろ、聖飢魔Ⅱに出会うまでは全くそういった音楽を聴いてこなかったという人も少なくありません。
そういう方々が、なぜ聖飢魔Ⅱ信者になったのかというと、やはりそのエンターテイメント性の高さにあると思っています。
聖飢魔Ⅱの黒ミサ(ライブのようなもの)というと、閣下がステージ上で殺すだのなんだのワーワーやってるだけのように思われている方も多いですが、実際の黒ミサのステージというのは、笑いあり涙あり感動あり興奮ありという非常に中身の濃いものです。
デーモン閣下がソロツアーで「信者はほとんど笑いに来てる(笑)」と仰ったことがあるほどです(笑)
今後、聖飢魔Ⅱの黒ミサが開かれることがあるかは悪魔のみぞ知るという状態なので参拝(参加)できるかはわかりません。
それでも、これまでの黒ミサの映像が多数残っているので、聖飢魔Ⅱに興味がありながらも一度も見たことがないという方にはぜひご覧いただきたいです。
最後に
以上、私なりに聖飢魔Ⅱへの愛を語ってみましたが、あまり上手くまとめられた自信がありません(笑)
それでも熱意だけは伝わったかな?くらいです(笑)
ブログをはじめて2年ほどになりますが、このブログを通して共通の趣味で知り合った方もたくさんいます。
そんなわけで、この記事を通して何を伝えたかったかというと、「聖飢魔Ⅱ信者のお友達が欲しいんだよ!!!!」です。
ブログに趣味のことを書くと趣味の友達ができることに気がついたので、次は聖飢魔Ⅱのことでも書いて信者仲間を作ろうと思い始めて10万年が経過した。
— HachiQ4@鯉党 (@894ch_official) December 12, 2018
今後も聖飢魔Ⅱについての投稿をしていきたいと思っているので、ぜひ感想などをいただけると嬉しいです。
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