NPBの才能ある選手の中で、MLBの有望株として活躍する可能性が高いのは誰か?

今年開催されたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)では、日本が3大会ぶり3回目の優勝。また、MLB(メジャーリーグベースボール)では、大谷翔平選手がMVPを獲得するなど、日本人選手は、世界を舞台に目覚ましい活躍を見せています。

そのため、NPB(日本野球機構)の才能ある選手の中で、次にMLBで大活躍する可能性のある選手は誰であるのか、世界中の野球ファンが注目しています。したがって、本記事ではMLBの次なる有望株として期待される、NPBのタレントたちを紹介します。

山本由伸(投手)

2024年の世界のFA選手ランキングでトップ4位。今、NPB選手の中で名実ともに最も期待される選手が、オリックス・バファローズ所属の投手・山本由伸選手です。

今年は16勝、防御率1.21という目覚ましい成績を残し、最多勝・最優秀防御率・最高勝率・最多奪三振の4つのタイトルを総なめ。史上2人目となる、3年連続の沢村賞にも輝いています。

さらに、9月9日に行われた千葉ロッテマリーンズとの対戦では、自身2度目、2年連続のノーヒットノーランを達成しました。

所属するオリックス・バファローズのパ・リーグ優勝にも導いており、近い未来にMLBとの大規模な契約が見込まれるでしょう。

佐々木朗希(投手)

千葉ロッテマリーンズ所属の佐々木朗希投手は、13者連続奪三振という世界記録を保持する、若手有望株です。

特に圧巻なパフォーマンスを魅せた試合が、2022年4月10日のオリックス・バファローズとの対戦。当時はまだ20歳の佐々木朗希投手は、この日に日本記録タイとなる、19奪三振を記録。そして、史上最年少での完全試合を達成しました。

彼の最大の武器は、日本人最速となる165キロの球速。そして、魔球ともされる高速フォークです。このような能力と実績がありながらも、若さゆえにまだまだ伸び代があるとされる逸材は、MLBの場でも堂々とした活躍を魅せてくれるでしょう。

村上宗隆(野手)

令和の怪物といえば、東京ヤクルトスワローズ所属の村上宗隆野手の名が真っ先に上がるでしょう。2022年には、5打席連続本塁打を記録し、最終的には56本のホームランを記録。この記録はNPBの日本人選手としては最多数であり、史上最年少の三冠王にも選ばれました。

また、今年のWBC準決勝での活躍が目に焼き付いている人も多いのではないでしょうか。準決勝の対メキシコ戦。逆転サヨナラのチャンスで、同大会それまで不調であった村上宗隆野手は見事にセンター前ヒットを放ち、勝利を掴み取りました。さらには決勝で、いきなりホームランを放ち、「村神様」というワードで世間を賑わせました。

今年は活躍に若干の陰りがあったものの、それでも30本以上のホームランを放っており、さらにこれは、3年連続となります。そのため、引き続きMLBへの進出が期待されています。

万波中正(野手)

最近11月16日~11月19日に開催された、アジアプロ野球チャンピオンシップ2023。日本は全勝で優勝を果たしましたが、今大会の立役者が、北海道日本ハムファイターズ所属の万波中正野手です。

プロ5年目となる今年は、守備に卓越した選手へ送られるゴールデン・グラブ賞を受賞。外野から放つ彼のレーザービームは、度々球場を沸かせています。

また、23年シーズンはオールスター戦にも出場し、MVPを獲得しています。このように、国内大会のみならず、国際大会という大舞台でも活躍を残していることから、将来の期待の星として、近いうちのMLBでの活躍が囁かれています。

結論

WBC優勝、そして大谷翔平選手の活躍から、多くのスポーツファンがNPBの才能ある選手に着目しています。最近はブックメーカー 野球なども流行っており今後に注目です。

そして、本記事では将来的にMLBで輝くであろう、日本の有望な若手選手たちに焦点を当ててきました。これまでのスキルセット、過去の成績、そしてポテンシャルに基づけば、彼らはMLBでのブレイクスルーを果たす可能性は高いと考察できます。

そのため、今後の彼らのキャリアの動向は、世界中の野球ファンにとって大きな関心事であり続けるでしょう。