【初心者向け】麻雀ルールや役の一覧&ゲームの流れまで徹底解説

近年、麻雀は性別や年齢を問わず幅広い世代から注目を集めています。雀荘だけでなく、麻雀カフェや麻雀スペースといった場所や、mahjong365.comのオンラインカジノでも麻雀を楽しむことができるようになりました。今回は麻雀を始めたいと思っている方など初心者向けに、麻雀の基本ルールや役の種類、ゲームの進め方について分かりやすく解説していこうと思います。

麻雀とは?

麻雀とは、4人でさまざまな絵や文字が書かれた、牌と呼ばれる駒を使って行うテーブルゲームで、各プレイヤーが決められた牌の組み合わせである役を作り、誰が最初にアガることができるのか、また最終的に誰が1番高得点かを競い合うゲームです。

麻雀の基本ルール

麻雀では、以下の種類の牌を使用します。これらの牌は各4枚ずつ、合計136枚で構成されています。

数牌(シューパイ):

数字の牌には3種類あり、それぞれ1〜9の数字が描かれています。

  • 萬子(マンズ)
  • 筒子(ピンズ)
  • 索子(ソーズ)

字牌(ツーパイ):

文字の書かれた牌は、大きく分けて以下のふたつの種類があります。

  • 東・南・西・北と書かれた「風牌(フォンパイ)」
  • 白・發・中と書かれた「三元牌(サンゲンパイ)」

ゲームの目的

プレイヤーは、手持ちの13枚の牌を組み合わせて特定の形を作り、1枚引いて14枚の状態で「アガリ」を目指します。

アガリの基本形

アガリの形は「4つの面子(メンツ)」+「1つの雀頭(ジャントウ)」で構成されます。面子と雀頭について解説しましょう。

面子(メンツ)

3枚または4枚の組み合わせのことで、以下の種類に分けられます。

  • 順子(シュンツ):同じ種類の数牌で連続する3枚

(例:2萬・3萬・4萬)

  • 刻子(コーツ):同じ牌を3枚揃える(例:7筒・7筒・7筒)。
  • 槓子(カンツ):同じ牌を4枚揃える(カンで鳴いても成立)

雀頭(ジャントウ)

  • 2枚の同じ牌の組み合わせ(対子)

ゲームの流れ

続いてゲームの流れを解説していきます。

親の決定

サイコロを振り、席順を決めた後、最初の親(起家)を決定します。親はゲーム進行上重要な役割を持ち、得点計算にも影響を与えます。

配牌(ハイパイ)

各プレイヤーは13枚ずつの牌を受け取ります。親は最初に1枚多く(14枚)持ち、最初の捨て牌(打牌)を行うことでゲームがスタートします。

ゲームの進行(打牌)

時計回りの順番で、山から1枚引き、不要な牌を1枚捨てる(打牌)を繰り返します。

鳴き(ポン・チー・カン)

他のプレイヤーの捨てた牌を使って役を作ることができます。

  • ポン:同じ牌を3枚揃える
  • チー:同じ種類の数牌で連続する3枚を揃える
  • カン:同じ牌を4枚揃える

アガリ(ロン・ツモ)

アガリには以下の2種類があります。

  • ロン:他のプレイヤーの捨て牌でアガる
  • ツモ:自分で山から引いた牌でアガる

得点計算

アガリの形や含まれる役によって点数が決まり、他のプレイヤーとの点数のやり取りを行います。

主要な役の一覧

役の種類と成立する状態を解説していきます。

一翻役(基本的な役)

  • 立直(リーチ):テンパイ(あと1枚でアガリ)した状態でリーチを宣言
  • 断么九(タンヤオ):1と9の数牌および字牌を含まない手牌でアガる
  • 役牌(ヤクハイ):自風牌、場風牌、または三元牌(白・發・中)の刻子を揃える

二翻役

  • 一盃口(イーペーコー):同じ種類・同じ並びの順子を2組作る(門前のみ)
  • 三色同順(サンショクドウジュン):萬子、筒子、索子の3種類それぞれで同じ並びの順子を作る
  • 一気通貫(イッキツウカン):同じ種類の数牌で1〜9までの連続した順子を揃える

役満(最高得点の役)

  • 四暗刻(スーアンコー):鳴かずに4つの刻子を作る
  • 大三元(ダイサンゲン):白・發・中の刻子を揃える
  • 国士無双(コクシムソウ):1・9の数牌と字牌をすべて集め、対子を1組作る

まとめ

麻雀は、基本ルールと役を覚えることで、初心者でも楽しめるゲームです。まずは「順子」「刻子」「雀頭」といったアガリの基本形を理解し、ポン・チー・カンの使い方を学びながらプレイすると良いでしょう。リーチやタンヤオなどのシンプルな役を覚えることで、よりスムーズにゲームを進められます。得点計算は複雑に感じるかもしれませんが、まずは役の種類を把握し、実際の麻雀でプレイを通じて楽しみながら、慣れていくことをおすすめします。基本ルールの後は、ゲーム実況者のように麻雀ゲームを実況しているカリスマプロ雀士の多井隆晴さんの動画は相手の捨て牌についても分析しているので、さらに学ぶことが多いので参考にしてみてください。