今や、誰もが人生の中で絶対に一度はTVゲームで遊んだことがある時代。そして、グローバル化も進み、昔とは違って簡単に外国に住む人と会話をして異文化交流することも可能になりました。
そんな時、やはり最初の会話は自分の趣味や、たとえば今流行中の最新オンラインカジノ、または自分が夢中になってるTVゲームなど、共通の話題探しからはじまるのではないでしょうか。
でもTVゲームの話をするといっても、実は自分が慣れ親しんだゲームのタイトルが海外では違っていることがあるんですよ。その場合、話が一方通行になってしまって会話が成立しない、なんてことも。
そんなことにならないように、ここでは日本と海外のTVゲームのタイトルの違いを見てみましょう!
輸出タイトルが違う有名サッカーゲーム
日本と海外ではゲーム市場の戦略が違うという事情もありますが、やはり権利などの問題も複雑なため、日本で売れているTVゲームをそのまま海外で販売する、というのは至難の業。そのために、大きな変更が必要になってくることもあります。その最たるものが、ゲームのタイトルです。
たとえば、サッカー好きなら誰もが遊んだことのある『ウイニングイレブン』は海外だと『Pro Evolution Soccer(通称:PES)』で販売されています。これは、日本版のウイニングイレブンでも、隠しチームとして『PESユナイテッド』というチームが使えるので、すでにご存知の方もいるかもしれませんね。
もはや別のゲーム?
しかし、タイトルが変更されるだけならまだ可愛いもの。権利の関係で変更が重ねられた結果、原型を全くとどめていない海外版のTVゲームも存在します。その不名誉な栄冠に輝くのが、ファミコン版の『キャプテン翼』です。
世界中にファンがいる、誰もが知っている作品ですが、初代ファミコン版のゲームはビックリのさらに斜め上をいく内容でした。なんと、この海外版では、ボリュームある黒髪を靡かせた主人公の大空翼が『ロビン・フィールド』という金髪碧眼の謎の白人男性に変更されていたのです。
また、ゲームに登場する世界最強の日本人ゴールキーパー・若島津健は、バンダナを巻いた髪型で辛うじて彼と認識できたレベル。『セグウェイ・ドリブル』など物理の法則を無視する選手たちに混じり、『一般人代表』としてネタにされ続けている森崎君は、『ジョン』という名前の選手に変更されていました。
まとめ
もはや、発売した理由を疑いたくなるレベルの変更が見られるケースもある海外版TVゲーム。あの有名な『ドラゴンクエスト』も、最近までは権利の関係で『ドラゴンウォーリアー』として発売されていたくらいです。
しかし、こうした日本版と海外版の違いを話題にする日本人ゲーマーたちが増えたからなのか、最近は少しずつ、海外でも変更前の日本版タイトルが知られるようになってきています。
もし、次に海外の友達とゲームに関して話す機会があった際には、タイトルの違いをネタにしてみるのも面白いかもしれませんね!