どうも、誕生日が近づくとやんわりとアピールを始めるHachiQ4です。(10月29日生まれです(笑))
今回は、私が5年以上愛用しているSONYの2.1chアクティブスピーカー「SRS-D5」の紹介をしてみようと思います。
既に廃盤となっているモデルですので今更感すごいですね…(笑)
SONY製2.1chアクティブスピーカー「SRS-D5」
みなさんは普段どのようなPCスピーカを使われていますか?
本記事のタイトルのとおり、私は長年SONY製の2.1chスピーカーを使っています。
私は、あまり耳に自信がないので高級なモデルを買うのはためらってしまうのですが、それでもある程度の音質は期待したいんですよね。
普段のテレビ鑑賞程度であれば多少音質がしょぼくても気にしないのかもしれませんが、映画を見たり音楽を流すことも多いPCユーザーとしては余りにも音がしょぼいとなんだか…ってなっちゃいます(笑)
(ゲームをされる方はヘッドセットを使っている人が多い印象)
そういった点で、このSRS-D5はコスト的にも購入当時5000円程度と非常に安価にも関わらず、音質に関してはそれ以上の価値があると話題でした。
実際、そのコスパは評判通りで、5年以上使ってみた現在も性能に十分満足できています。
私のようなアパート暮らしの人間にはサイズ感もぴったりだったというのもあります(笑)
SRS-D5の特徴
そんなわけで、早速SRS-D5の詳しい特徴なんかを書いていこうと思います。
(部屋の大掃除と模様替えのタイミングで写真を撮ったので埃が…w)
SRS-D5の外観とスペック等
外観については可もなく不可もない普通のスピーカーって感じのデザインですね(笑)
良い意味で特徴がないというか、特に尖ったところのないデザインで、逆に言うと置く場所を選ばないデザインだと思います。
全体の重量も非常に軽量なので、そういう意味でも置く場所を選びませんね(笑)
一応スペックや価格については以下の表の通りです。
商品名 | SONY SRS-D5 |
価格帯 | 5000円前後 (中古相場:3000円~4000円程度?) |
出力 | 10W×2 (サテライトスピーカー) 20W (サブウーファー) |
入力方式 | 3.5mm ステレオミニプラグ |
電源 | 入力:AC100~240V(50/60Hz)35W 出力:DC13V/2A |
セット内容 |
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(現在は廃盤なので正確な価格については販売しているショップなどでご確認ください。)
出力に関しては必要十分ですね。
日本の住宅事情を考えると、集合住宅での一人暮らしの場合、これ以上のサイズは近隣トラブルの原因になってしまいそうです(笑)
コントロール類は左側に集約
SRS-D5のコントロール類は左側のサテライトスピーカーに集約されています。
コントロールは非常にシンプルで、電源のOn/Offスイッチと、サテライトとサブウーファーそれぞれの音量調節ノブが付いているのみです。
対照的に右側のサテライトスピーカーには何もついていません(笑)
コントロールが左側に集中しているわけなので、当然、各ユニットのケーブルも左側に集約されています。(電源も左側に接続)
各ユニットを接続するケーブルは大体2m程度でしょうか。
このスピーカーを購入される方の主なメリットを考えてみても、デスク上かテレビ台の上で取り回されることがほとんどだと思うので、それほど取り回しで苦労するということはなさそうですね。
(PCデスクで使うときはサブウーファーの置き場所に悩むけど…)
電源と入力
上記のスペック表にも書きましたが、このスピーカーはACアダプターから電源を供給します。
PCスピーカーにはUSB電源のものも少なくありませんが、コンセントから直接電源を取ることができるのでその点で不安定になったり電源不足を感じることはありません。
また、SRS-D5の入力は一般的なイヤホンなどと同じような3.5mmのステレオミニプラグ接続なので、接続先には困らなさそうです。
参考にならないであろう使用例:PCとテレビの両方のスピーカーとして
私は、PCをデュアルディスプレイ環境で使用しているのですが、サブモニターは24インチのMEKのテレビを使用しています。
(メインモニターは21.5のASUSのPCモニター)
MEK(ミツマル)のテレビはスポーツニュースを観たいがために購入したのですが、音質が最悪でとても純正状態の音ではまともに使えません(笑)
そんなわけで、PCの音だけでなくテレビの音もSRS-D5を通して流したかったので、現在はテレビのイヤホンジャックにSRS-D5を接続して使っています。
テレビとPCはHDMIで接続しているので、PCのサウンドをHDMIで出力するようにすれば簡単にPCとテレビのサウンドを切り替えてSRS-D5から流すことができます。
(つまり、テレビの入力をPCにしたときはPCのサウンド、地デジなどの放送に切り替えればテレビのサウンドが流れます。)
こういう使い方はあまり需要が無いかもしれませんが、PCデスクでテレビが見れるのは結構便利です(笑)
これのデメリットは、テレビ番組を見ているときはPCの音を再生できないことですが、基本的に2つの音を同時に聞きたいことはありませんし、仮にその必要が出てきてもPCの出力をヘッドフォンに切り替えれば実現できるのでそれほど困りません。
脱線:PC用のテレビチューナーってどうなの?
PC用のテレビチューナーを使ったほうがスマートは気がするのですが、ソフトに左右されるところが大きいみたいで少し躊躇ってます(笑)
いつかこの辺を購入したらレビューしてみたいと思ったりするのですが果たして…
(最近はドラマやバラエティを見るだけならTVerで事足りますしね)
SRS-D5を5年間使ってみて感じるところ
ここからは、実際に5年以上このSRS-D5を使ってみて感じる良いところと悪いところをそれぞれまとめてみます。
重低音普通に良くない?
評判が良かったとは言え、実売価格5000円程度のスピーカー。高いショップでも6000円ちょっと。
そんなわけで、音質に関しては「悪くなければいいや」程度に考えていたのですが、しばらく使ってみるとこれがなかなか満足させてくれる音を出します。
(貧乏耳だからそう聞こえるだけかもしれませんがw)
特に、重低音に関してはサブウーファーの効果もあって文句なしですね。
あまり調子に乗って音量を上げると近隣から苦情がきそうなくらいの音量が出ますが、かと言って耳障りな音割れなどは出にくい印象です。
映画鑑賞や音楽鑑賞にも十分使えるオールマイティーさ
スピーカーと一口にいっても、ホームシアター向けや音楽鑑賞向けなど多種多様なスピーカーが販売されています。
そのどれにも一長一短あり、ある用途においては最高でも別の用途ではがっかりなんてことも少なくないでしょう。
その点で言うと、このSRS-D5は最高点こそそこまで高くないものの、どんな用途においても平均以上のパフォーマンスを見せてくれます。
完全にPC向けのスピーカーというわけではありませんが、音楽も動画もゲームも…といった様々な用途に使われるPCにおいてこそ実力を発揮できるスピーカーじゃないかなと思います。
操作系や接続がシンプルでわかりやすい
上述の通りは、SRS-D5のコントロールは電源と出力調節のみです。
また、配線に関しても、各ユニットを接続する2本と、電源・入力の合計4本のみです。
単なるスピーカーユニットなので当然といえば当然なのですが、使い方が明確でわかりやすいことは使いやすさに直結しますよね。
初めてのPCスピーカーとしてもオススメしやすいと思います。
(廃盤なんですけどねw)
PCデスク上ではサブウーファーの置き場所に悩むかも
私のように、PC用のスピーカーとしてSRS-D5を選ぶユーザーにとってはサブウーファーの置き場所は悩みどころの一つですね。
結局はデスクの下などに収める事になると思うのですが、正直どこに置いてもしっくりきません(笑)
かと言ってこの低音の良さを捨てたくもないので、本当に悩みどころです(笑)
結局これもコスパ買い
ここまで読んでいただけた方なら薄々お分かりかもしれませんが、このSRS-D5は特に悪いところもなければ、突出して良いところがあるわけでもありません。
強いて言うなら価格以上の低音の気持ちよさや使い勝手の良さといったところでしょうか。
コスパ以外の面では、スピーカーとしての選択肢に入らないかもしれませんね。
最後に
繰り返しになりますが、私はあまり自分の耳に自信がないので音質に関しての感想は得意ではないのですが、他の方々のレビューでも概ね満足されている方が多いようです。
実際、日本の住宅環境を考えると、どんなに音質の良いスピーカーを持っていても満足に鳴らせない事の方が多いので、それならヘッドフォンにお金をかけた方が賢いだろうなとも思います(笑)
個人的には、次にPCスピーカーを買う時はBluetoothのような無線対応のモデルでスッキリさせたいなと思ったりもしていますが、現状で特に不満もないのでしばらくはこのままでしょうね(笑)
いくつかのレビューで「高音がしょぼい」という意見を見ましたが、たしかに低音と比較してしまうと若干そう感じなくもないですね(笑)かといって、鑑賞に堪えないレベルかと言われるとそんなことはなく、下手なスピーカーを選んで失敗するよりは堅実な買い物だったと思います。