日本で圧倒的に人気を示しているApple社が、2022年7月に新しいプロセッサーM2が搭載されたマックブックを発売。現在、注目を集めています。そこで本記事では、MacBook AirとMacBook Proの違いを比較し、詳しく見ていきたいと思います!
MacBook ProとM2搭載MacBook Airのそれぞれの特徴
今回はM2搭載のMacBook Air(2022)と14インチのMacBook Pro(2021)を比較していきます。
サイズ型
M2搭載のMacBook Airは13.6インチ、MacBook Proは14.2インチまたは16.2インチがあります。13.6インチでも十分に見やすいので、こちらは好みで選んでみてください。MacBook Air は60Hzの液晶タイプに対して、MacBook Proは120Hzでmini LEDを搭載しています。120Hzの方が映像は滑らかに動くのですが、ゲームなどをしない限りこの数値の差を感じることは少ないでしょう。
CPU
次に、CPUについて比較しましょう。このCPUが増えることで計算や作業の処理速度が速くなります。
M2搭載のMacBook Airは、Apple M2チップが使用されています。こちらは、4つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載した8コアCPUとなっています。一方、MacBook Pro(2021)はApple M1 ProチップまたはApple M1 Maxチップが使われており、8つの高性能コアと2つの高効率コアを搭載した10コアCPU(上位モデル)となっています。
チップの名前だけだと違いが分かりづらいのですが、このコア数の調整で性能に差が出てきています。コア数はM1 Proチップの方が多いのですが、M2チップはコアの1つ1つの性能が向上しているため、M1 Proチップを凌ぐ程でないにしろ性能が近くなっています。
また、M1 Proチップは65Wの電力が必要になりますが、M2チップは30Wで急速充電ができるので、電力を抑えつつ処理能力を向上させたチップとなっています。
GPU
GPUが増えることで画像や映像・3Dの処理速度が速くなります。もちろんこのコア数が多い方は性能が高いのですが、使用用途によってはオーバースペックとなってしまいます。
M2搭載のMacBook Airは最大10コア、MacBook Pro M1 Proは最大16コア(M1 MAXは32コア)まで選択することが可能です。もしWordやPowerPointといったOfficeソフトを中心に使用したいのであれば、M2チップで十分に処理をこなしてくれます。映像、動画編集やPhotoshopなどのデザイン制作ソフトを中心に使用する場合は、より高度な処理能力を必要とされるため、M1 Proチップがおすすめです。
とは言え、M2チップはM1チップよりもグラフィック性能が向上しているため、映像系の作業が得意となっています。今はデザイン系をせずとも、今後動画編集をしてみたいという方はM2搭載のMacBook Airを選んでみてはいかがでしょうか。
メモリ
メモリは、CPUが処理をする際に使用できる領域のことで、メモリが大きいほど一度に複数のソフトを同時に動かすことができます。こちらもCPU同様も数字が大きいほど快適に動かすことができるのですが、ブラウザを何個も開いたり、ソフトを同時に開かなければ16GB以上で困ることはないでしょう。M2搭載のMacBook Airが最大24GB、MacBook Proは最大64GB(M1 MAX)まで選択できます。
ストレージ
ストレージについては、M2搭載のMacBook Airは最大2TB、MacBookProは最大8TBまで選択できます。動画編集などをする際には多くの容量がある方がよいですが、どちらもテラバイトまで容量があるため十分であると言えます。
金額
M2搭載のMacBook Airは164,800円(税込)から、MacBook Proは274,800円(税込)からとなっています。また、ストレージなどで金額が大きく変わってくるのでご自分にあった予算で考えてみましょう。
【結論】M2搭載のMacBook AirとMacBook Proどちらを選ぶ?
結論としては、MacBook Proに近い性能でありながら、お手軽な価格のM2搭載の新型MacBook Airがおすすめです。あなたのライフスタイルにあったMacBookを選んでみてくださいね!
M2搭載のMacBook Airはこういう人おすすめ
- スタイリッシュでお手頃な価格のMac Bookが欲しい方
- これから動画編集などをやってみたい方
MacBook Proはこういう人におすすめ
- 動画編集やイラストを描くなどのプロクリエイターの方
- より高度で専門的なソフトを動かす方