荒野行動がサービス終了って本当?パクリと言われる理由も解説

FPSゲームは常にユーザー寄せ合戦が激しく繰り広げられていますが、中には同じジャンルのゲームでパクリが噂されているタイトルもあります。そこでこの記事ではコンテンツのパクリ疑惑やサービス終了が噂されている荒野行動について紹介しています。なぜパクリと言われているのかその理由についても紹介しているので、何気なくいつも荒野行動で遊んでいる人はぜひ確認してみてください。

【2025年7月版】荒野行動がサービス終了になる噂について

荒野行動は2025年7月現在、サービス終了に関する発表はありません。ただし、2025年2月20日に通販サイトAmazonの決済サービスが一部終了することを受けて、Amazonアプリストア版の荒野行動がサービス終了しています。さらに2023年にはauアプリ版の荒野行動も終了しています。

スマホやタブレットアプリの荒野行動がサービス終了している理由

スマホやタブレットの荒野行動アプリがサービス終了する理由は、携帯端末で対戦ゲームをすることが難しいからです。

確かに荒野行動は元々IOSとandroid版が最初にリリースされたスマホ向けの対戦ゲームとして発売されました。しかし、当時から要求スペックの高さが問題視されており、一般的にエントリー機種として売られているスマホでは、動きがゆっくりになってしまい、スピード感のある銃撃戦ができる環境ではありませんでした。

ちなみに荒野行動公式の推奨スペックでは、CPUが8コア以上でRAMが2GB以上あれば動くとされていますが、これはゲーム画質を一番低くしてゲームが動くスペックです。正しくは8GB以上のRAMが無いと快適にゲームは動きません。

荒野行動のサービス終了とeスポーツの関係性について

荒野行動がここまで流行した一番の原因は、eスポーツの流行です。近年では毎週のようにあらゆるゲームの大会が開催され、その中にはFPS以外のゲーム大会も開催されるようになりました。例えば2023年ごろまではエーペックスレジェンドの大会が開催されていましたが、2024年から2025年まではあまり開催されないようになってしまいました。

この原因はFPSの流行が回っているのではとも言われており、注目度という意味ではエスケープフロムタルコフなどのオープンワールド系FPSが高い傾向にあります。また、モンスターハンターの新作が発売されたことで、ゲームユーザーがそちらに流れた可能性も指摘されています。この様にゲームの流行によってプレイヤー人口が減れば荒野行動はいつでもサービス終了する可能性があると言えます。

荒野行動がサービス終了しないためにしている対策とは

荒野行動はサービス終了しないために、他のコンテンツとコラボしたり、バトルロイヤル以外の遊び方ができるようにしたりしています。特に他のコンテンツとのコラボは、限定武器やアバターが登場するので、疑似的にアニメキャラクターの姿で銃を撃つことが可能なため、高く評価されています。

例えば2025年6月27日から2025年7月17日までVtuberグループのホロライブとコラボしており、人気Vtuberの姿となって銃撃戦ができるとあって、多くのファンが荒野行動で遊んでいるようです。コラボ配信もしているので、気になる人は以下の動画リンクをご覧ください。

参照元:Laplus ch. ラプラス・ダークネス – holoX

荒野行動を含めた各対戦ゲームの人口分布

2025年7月現在で最もアクティブ人口が多いとされている対戦ゲームは、DeltaForceです。2025年4月にリリースされた32人対32人の合計64人で戦う対戦ゲームで、2025年8月にはプレイステーション5でのリリースも決定しているため、注目を集めています。まだリリースされたばかりで、若干戦闘バランスに難があると評価されることもありますが、荒野行動よりも一度マッチングすれば長時間戦闘ができる魅力があります。

対して荒野行動は戦闘不能になり、留めを刺されると蘇生ができないので、状況によってはすぐにゲームが終了してしまいます。さらにプレイ人口が少なくなると、遊ぶ時間よりもマッチングする時間が長くなるので、プレイ人口の減少が顕著になり、荒野行動はサービス終了してしまうでしょう。

不正ユーザーによる人口減少とサービス終了の関係を理解してみよう

荒野行動のようにバトルロイヤルゲームに付きまとう問題は、不正行為でゲームの秩序を乱すユーザーの存在です。荒野行動のような対戦ゲームは、よりプレイヤースキルの高い人が勝つ傾向にあり、上手に立ち回れないと長期間勝てないことがあります。勝てないことを楽しめなくなったユーザーは、チートなどの不正行為を行うツールを手に入れて、ゲームを遊ぶようになります。

そうしたユーザーが増加してしまうと、不正行為ユーザー同士の対戦が多くなってしまい、純粋にゲームを楽しもうとする人は勝てないためゲームをやめてしまいます。不正行為ユーザーは当然ゲームに課金するようなことがないので、ゲーム運営ができなくなり荒野行動がサービス終了となる可能性もあります。したがって、勝てないからといって絶対に不正行為はしないでください。

荒野行動がパクリと言われる理由を紹介

荒野行動は同じくバトルロイヤルゲームであるPUBGのパクリだと言われています。PUBGの運営もそのことを理解しているようで、実際に裁判が行われています。裁判の結果は両社による和解という形で解決していますが、確かに荒野でバトルロイヤルをするゲーム性はPUBGと酷似しています。

しかし、荒野行動がグラフィックソースやプログラムをPUBGからトレースしたような事実は確認できていません。また、バトルロイヤルゲームは時期によって大きくプレイヤー人口が変動し、裁判をしている最中もユーザーはバトルロイヤルゲーム以外のジャンルに注目するようになっていました。そのため、運営側も裁判している場合ではないと判断したようで、両社和解という形になりました。

まとめ

荒野行動はゲーム流行の波に呑まれてサービス終了が噂されていますが、実際にサービス終了したのは一部プラットフォームでリリースされていた荒野行動のみです。しかもサービス終了した理由が課金システムの一部が終了するためなので、荒野行動のプレイ人口が減ったことによるサービス終了ではありません。また、サービス終了と噂された裁判も和解をもって解決しています。それでもバトルロイヤルゲームは不正行為ユーザーの増加など、様々な原因がサービス終了のきっかけになってしまうので、我々ユーザーも健全なプレイで好きなゲームで遊んで応援していきたいですね。