どうも何となく買ってみたドリームシアターのアルバムにハマっているHachiQ4です。
今回は、先日リリースしたgeek894.comアプリのインストール状況が芳しくないことについて、自分なりの反省をしてみようと思います。
私と同じようにAndroidアプリの開発をしてみようと考えている方の参考になれば幸いです。
メディアに掲載されました!
ITエンジニアの転職・求人サービスの「レバテックキャリア」様のサイトでこの記事を紹介していただきました。
リリースしたアプリについて
私がリリースしたアプリはWordPressで制作したサイトをAndroid向けにアプリ化したものです。
主な機能としては以下のとおりです。
- フォーラム(掲示板)の閲覧
- トピック(スレッド)の閲覧・作成
- トピックへのコメント(レス)
- コラムの閲覧
- マイページ機能
この辺についての詳しい実装方法は以下の記事にまとめています。
WordPressサイトをアプリ化した目的
私がWordPressで作ったサイトをわざわざアプリ化した理由は、フォーラムの利用者をもっと増やしたいと思ったからです。
Androidだけでもアプリ化することで、スマホから利用しやすくなってフォーラムが活発になってくれるのではないかと期待していました。
アプリをインストールしてもらえれば、サイトへの再訪率も増えるので閲覧数を増やす意味でも効果的な気がしたりします。
アプリの現状
プログラムも何もわからない私がそこそこがんばってアプリを作ってGoogle Playでリリースしたまではいいのですが、実際のアプリのインストール状況は芳しくありません。
具体的に言うと、リリースしてからの2週間ちょっとでのインストール数は僅かに3です(笑)
(しかもインストール後すぐにアンインストールされています。)
期待していたフォーラムの利用者数も依然として変化が見られません。
やはり個人には難しかったのでしょうか…
アプリをリリースしてから行ったこと
アプリをリリースしてから申し訳程度にいくつかの宣伝をしてみました。
- アプリのリリースをサイトで告知した
- アプリのプロモーションページを作った
- Twitter上で数回ツイート
- 固定ツイートにアプリのプロモーションページを設定
- 「放課後アプリ部」というサイトに投稿
正直言って今のところどのプロモーションもうまくいっていません。
私の場合Twitterもサイトも拡散力が低いのが一番の理由だと考えています。
もう少しいろんな場所でレビューをもらえたりするとまた違ってくるのかなという気はしますが、プレスリリースを送ったりするのもなんだか億劫だし、かといってお金を払って広告を打つのも難しい選択です。
反省点
さてようやく本題です。
今回のアプリの失敗を受けて私なりに考えた失敗した理由や反省点をまとめてみます。
プロモーション不足
おそらくこれが一番の原因かなと思っています。
いろいろと調べてみても、「アプリをリリースすること」よりも「アプリをインストールして使ってもらうことのほうが断然難しい」というのをよく目にします。
私もこれを身に染みて感じていて、自分なりに思いついたいろんな手を打ってはみるものの、アプリのプロモーションはマーケティングの経験がほぼ皆無な個人にとってかなりハードルが高いなと実感しているところです。
アプリそのものに魅力がない
もし仮にプロモーションがうまかったとしても、アプリそのものに魅力がなければユーザーが定着してくれることはないだろうと思います。
アプリを開発するときに決めていたのは、サイトを自分のスマホから見たときに不便と感じた部分を改良することでした。
そのため、そもそもサイト自体に魅力がなければいくらアプリが良くても意味がないというのがWordPressサイトをアプリ化する際の難しさでしょうか。
(私の場合は単純にbbpressをほとんどそのまま使っているから見た目的にも微妙なところとかが問題なのかな…それとも掲示板スタイルは必要ないのか…)
利用シーンがよくわからない?
アプリに限らずどんな製品でも利用シーンがよくわからないと買いませんよね。
どのタイミングで使うのかが分からなければ使いようがありません。
現在のgeek894.comは、フォーラムサイトでありながら人を集めることができていないので、私が想定したような利用シーンを作れていないというのもあるかもしれません。
そもそも他人からの意見をあまり聞けていない
そもそもの問題として、これまでに私のフォーラムサイトを使って頂けたのはお一人だけです。
その方(ドラフトバトルさん)からはいろんな意見をいただくことができて、自分にとってかなり大きな収穫となりました。
しかしながら、もっと多くの方を取り入れながら野球ファンにとって楽しい場所にしていきたいと思っているので様々な方々からの意見をもらうのは必要不可欠だと感じています。
デバッグというと大層なことばに聞こえてしまいますが、多くの声を反映させていくことでこそより良いものを作れるというのは間違いないはずです。
コミュニティを提供するサービスは飽和状態にある?
今回のアプリはいわゆる掲示板スタイルのアプリです。
ここ数年スマホが普及したこともあり、わざわざ掲示板を使わずともTwitterを使えば野球ファン同士で簡単にコミュニケーションをとることができてしまいます。
そう思うとgeek894.comのような掲示板は今の時代に必要のないサービスだったのかもしれません…。
最後に
サイト自体がうまくいっていないものをいくらアプリ化したところで無意味だったのかもしれません。
個人的にはそこそこ頑張って作ったアプリが失敗したことでショックな反面、これから勉強していくべき箇所が見つかっただけでもラッキーだったのかなとプラスに考えたりもしています(笑)。
今後、少しづつ改良を加えていくことで失敗から成功に変わっていけたらいいなと思います。