大谷翔平選手の活躍!

日本では誰もが知っているスポーツの野球。海外ではマイナーなスポーツですが、日本ではキャッチボール、草野球、部活、試合観戦やマンガなど楽しみ方は人それぞれです。野球に詳しくない人でも海外で活躍するプロ野球選手の名前が出るぐらい野球は日本に浸透しています。その中でも、野球少年達の夢の舞台である高校野球大会の甲子園は日本の野球を代表とするイベントですね。今回は日本だけでなく世界で話題の野球選手、大谷翔平選手について紹介していきます。

大谷翔平選手

1994年7月5日生まれの岩手県出身の日本プロ野球選手。小学生時代に所属していたリトルリーグ、中学生時代に所属していたリトルシニア共に全国大会へ出場した経験があり、憧れの菊池雄星の出身校である花巻東高校へと進学。2012年にドラフト1位で指名された日本ハムと契約し、2017年には元々挑戦を表明していたアメリカのメジャーリーグのエンゼルスへと入団。現在も活躍している。

高校時代の活躍

大谷翔平選手は花巻東高校3年生の時に春の甲子園(第84回選抜高等学校野球大会)に出場するが初戦で惜しくも敗れてしまう。3年の夏では甲子園出場とはならなかったが、既に投手としても打者としても両方を主力としてこなせる稀有な存在「二刀流」として話題になっていた。岩手大会の準決勝では当時の高校野球史上初の最速160キロを記録したことで一躍日本の注目を集めた。

メジャーリーグ

甲子園後の2012年にはメジャーリーグ(MLB)に挑戦を表明していたものの、ドラフト指名を1位で行った日本ハムに入団。約5年の間に最優秀選手に輝いたり、球速165キロの日本人最速など数々の記録を次々に更新し、日本ハムの日本1位にも貢献した。名実ともに一流プレイヤーとして日本野球界で活躍をみせ、2017年には挑戦を表明していたメジャーリーグのエンゼルスへの入団が決まった。メジャーリーグとはアメリカン・リーグ(AL/ア・リーグ)とナショナル・リーグ(NL/ナ・リーグ)のそれぞれ15チーム、計30チームからなる世界最高峰のプロ野球リーグになっており、日本では「大リーグ」と呼ばれることもある。

エンゼルスでの活躍

入団一年目から才能のある「二刀流」として活躍していた大谷選手の勢いは止まらず、その年の功績を称えられ、アメリカン・リーグ最優秀新人賞を受賞した。しかし2018年の中盤には右肘を損傷していることが判明し、同年新たな損傷が判明したため他の部位から正常である腱を移植するトミー・ジョン手術を受けることとなった。本来では両方とも主力並みにこなすことは難しいとされる「二刀流」、トレーニングの厳しさやメニューの違いに加え、練習量も凄まじいためどちらか片方に専念するのが妥当だからだ。そのため、二刀流である大谷選手は20世紀初頭の名高い本塁打王であるベーブ・ルースと比べられるほど日本だけでなく海外からさらに注目を集めた。手術後、投手として復帰するためには野手として復帰するより時間を要するため、2019年は野手に専念した。その後もゴジラのニックネームで知られる松井秀喜選手の日本人のシーズン最多本塁打記録(ホームラン)を塗り変えたり、活躍を続ける大谷選手。オールスターゲーム、ア・リーグ、ナ・リーグのチームから選抜された選手たちで行われるドリームマッチ、野球選手には出場することでさえ名誉であるとされ、野球に詳しくない人でも興味をそそられる夢の舞台。様々な選抜方法の中、大谷選手は圧倒的なファンの支持率により、ア・リーグの指名打者としてファン投票ダントツの1位だった。投手としても打者として選抜された大谷選手は160キロの豪速球を出したりと順調で、最終的にア・リーグの勝利により、勝利投手となった。

今後の活躍に期待

最近では本塁打王(ホームラン王)争いの上位に食いついており野球ファンは目が離せない状態になっている。史上初の二刀流でオールスター選抜、二刀流のジャンルを先導したりと凄まじい活躍はMLBに新しい風をもたらしている。日本だけでなく海外の反応も良好な大谷翔平選手の活躍から今後も目が離せない。