シャオミによるゲーミングスマホの最新モデル「Redmi K50 Gaming Edition」は、あらゆるタイプの使用に最適、革新的な機能を備えたAndroidスマートフォンです。リリースして、数分以内になんと2億8000万元以上の売上高を達成したとも発表されていますよね。本記事では、そんな記録的な売上高を達成した、魅力的なハイエンドゲーミング スマホ「Redmi K50 Gaming Eition」の情報を旧モデルと比較しながら紹介します。
デサインではベンツとのコラボモデルも追加!
「Redmi K50 Gaming Edition」のデザインは「Redmi K40 Gaming Edition」と大して変わっていないのですが、アグレッシブなラインとキャッチーなカラーオプションを備えた、ゲーム中心のデザインが魅力的です。さらに、メルセデス・ベンツのスポーツカーブランド「AMG」とのコラボモデルもあり、背面にはメルセデス・ベンツAMGのF1チームロゴが刻まれている「Mersedes-AMG Pertonas Formula One Team Edition」が特別モデルとして用意されています。
対戦ゲームに適した120Hz対応のディスプレイ!
ディスプレイにおいては、FPSゲームなどに適した120Hzリフレッシュレート対応と最大480Hzのタッチサンプリングレートに対応しています。6.67インチのOLEDディスプレイ(2400×1080)は、先代機種とは違い「Gorilla Glass Victus」を採用しており、より頑丈になっています。さらに、スピーカーは没入型のオーディオエクスペリエンスが期待できる「JBLチューニング」のクアッドを採用していて、ボディ側面には格納可能なポップアップ式の物理ショルダーボタンが搭載されています。ゲームをする時に快適に操作できる、非常にいいボタンです。
三眼カメラ!メインはソニー IMX686の6400万画素!
フロントカメラ(インカメラ)は、ソニーIMX596の2000万画素を初採用。背面カメラでは「Redmi K40 Gaming Edition」から変化がなく、ソニーIMX686の6400万画素(F1.8レンズ)がメインに採用されており、800万画素の超広角と200万画素のマクロカメラで、3つのレンズを搭載した「三眼スマホ」になっています。また、フラッグシップテクノロジーのセンサーを搭載していて、撮影時の色をより純粋にするため画面上の光源のストロボ周波数を追跡し、照明のちらつきも防いでくれます。IMX686の6400万画素は最高峰ではありませんが、ゲーミング スマホとしてはそれなりに撮れるカメラになっています。
ハイエンドのパフォーマンスが期待できる!
「Redmi K50 Gaming Edition」のRAM容量は、8GBまたは12GB(LPDDR5)、内部ストレージ容量は128GBまたは256GB(UFS3.1)のモデルがあります。
新モデル「Redmi K50 Gaming Edition」のSoCは、米Qualcomm最新の「Snapdragon 8 Gen1」を採用しています。このSoCは、1+3+4の8コアで、1xCortex-X2(3.0 GHz)、3xCortex-A710(2.5 GHz)、4xCortex-A510(1.8 GHz)という、これまでにリリースされた中で最高のQualcommチップセットの組み合わせを搭載しています!発売時点では旧モデル「Redmi K40 Gaming Edition」のSoC「MediaTek Dimensity 1200」が最高峰のハイエンドでしたが、今では準ハイエンド程度の仕様になっています。つまり、今モデルは大幅にパワーアップしており、ゲームには最適といえます。
Snapdragon 8 Gen1について
「Snapdragon 8 Gen1」搭載スマホの中でも、一部でAnTuTuベンチマークスコアがグーグルの独自プロセッサー「Google Tensor」を上回る100万超えを記録しており、性能は充分に期待できます。また「Snapdragon 8 Gen1」は、現在人気の高いSoCとなっており、今年発売予定のサムスンの「Galaxy S22」やソニーの「Xperia 1 IV」などの世界的に人気のメーカー達も搭載される予定となっています。
120Wの超急速充電に対応
旧モデル「Redmi K40 Gaming Edition」の最も重要な利点は、バッテリー容量5065 mAhのバッテリーを搭載し、より長いバッテリー寿命を提供してきました。一方、最新の「Redmi K50 Gaming Edition」は先代機種よりも365mAh少ない4700mAhですが、わずか17分でフル充電が可能の120Wの超急速充電テクノロジーを特長としています。更に、競合他社の同スペックスマホ9台と比べ、電池の減りが激しいゲーム中でも、より速く充電できることが明らかになりました。充電するのをすぐ忘れていても、ゲームを楽しみながら、スマホのフル充電が可能ですね!
VC液冷を2つ搭載!
ゲームをしているときの電池の消耗は激しく、負荷を伴うため発熱します。そこで、ゲーミング スマホにおいて重要な点になるのが冷却機能です。そのため、「Redmi K50 Gaming Edition」では、デュアルVC(デュアルベイパーチャンバー)などの強力な冷却機能を搭載しています。デュアルVCの採用によって、安定したパフォーマンスが引き出せ、動作の重いゲームでも対応できることが大きな魅力です。冷却システムの改善は、SoCと充電ICチップを左右に分けて、その主に熱源となる2つの放熱部品をVC液冷を備えることにより、温度を均衡化させています。さらに、他のグラファイトシートやヒートシンクなども採用しており、「王者栄耀」を30分プレイした際のパフォーマンスでは、平均fpsが119.88fpsと、端末の最高温度はなんと43.5℃にとどまりました。
まとめ
シャオミは日本でもかなり販路を拡大していますが、「Redmi K50 Gaming Edition」のグローバルモデルはいつ日本で発売されるか今のところ明らかにされていません。しかし、ソフトバンクでもRedmiシリーズの販売を行っておりますので、ゲーミングスマホ「Redmi K50 Gaming Edition」の日本での発売も期待できると言えそうです。