昨年の12月に公式トレーラーが発表された大人気のゲームタイトル『グランドセフトオート6』。前作の『GTA５』の発売から約10年もの月日が経っている『GTAシリーズ』の最新作ですが、実は｢日本で発売禁止｣という噂が流れているのをご存知でしょうか。今回はそんな噂の『GTA6』について真相を徹底調査していきます。
GTA6
ロックスター・ゲームス（Rockstar Games）から発売されているオープンワールドのクライムアクションゲームシリーズ最新作『グランド・セフト・オートVI』。最新作のトレーラーが2023年12月4日に緊急公開されたばかりで、多くのファンが期待をよせる注目タイトル。
2025年に発売予定となっており、対応プラットフォームはプレイステーション5とXbox Series X|Sが発表されています。
第三者のリーク
公式トレーラーは本来12月5日に放送予定とされていましたが、公開を翌日に控えた中、未承認の第三者が機密情報を違法にアクセス、そしてダウンロードしたうえにリークをするという事件が発生。急遽〝公開日を繰り上げるという”映画のような理由で1日早く公開されました。公式からの声明もありましたが、その中に日本での発売についての情報は一切ありませんでした。
様々な事例
「グランド・セフト・オート」（GTA）シリーズは、シリーズ全般においてリアリスティックな脚本や風刺で描かれ、なかには暴力的なシーンや成人向けのテーマ性、反社会的な内容などが多く描かれているため、一部の国では作品の表現に対して厳しい規制が課せられることも多々あります。ゲームをプレイすることと｢悪いことを行う｣という2つに直接的な繋がりはありませんが、影響を受けたと考える人も少ないのが現実です。
2008年8月、タイで若者が「グランド・セフト・オート」（GTA）シリーズに影響を受けて事件を起こしたという問題が発生。その結果、タイ政府は同シリーズの全てのビデオゲームタイトルを国内で完全に禁止する措置を実行した事例もあります。
そして、同じくロックスター・ゲームス（Rockstar Games）から発売されているマンハントシリーズは、日本やヨーロッパでは発売禁止、アメリカではESRBレーティングを下げてからの発売といった対策が行われた過去があります。
このように、かねてから世界中で賛否が分かれる作品として認知されており、今後の展開も引き続き注目されている作品でもあります。
日本での事例
GTAシリーズの日本での事例を紹介します。
- 日本では発売されたものの、暴力的なシーンや人種差別的な表現などが問題視されて、一部の販売店で取り扱われない
- 日本で発売されたが、性的表現や麻薬使用などの過激表現が規制され、海外版と比べものにならないほど内容が大幅に変化されたもの
- 2013年に日本で発売されたが、暴力的なシーンや性的表現などが規制されて、内容の変更
これらの事例がある『GTAシリーズ』、もし最新作が日本で発売されるとしたら、規制や販売停止の可能性が高いと言えると思います。また、発売禁止とまではいかずとも、海外版と比べ大きく内容が変更されることも予想されています。
まとめ
「GTA6」に関しては、多くのシリーズファンがロックスターに日本での発売を望んでいますが、発売禁止とまではいかずとも、何らかの規制、または制限がかかってしまう可能性は充分あると予想されています。規制の多い日本に不満のあるユーザーも多いですが、実際のところGTA新作日本で発売禁止という明確な情報はいまだでていません。今後の新着情報にも注目していきましょう。