ゲーミングPCは、遊びたいゲームに合わせたスペックが必要ですが、自作するとなると予算だけでなくパーツの相性も考慮する必要があります。そこでこの記事では、ゲーミングPCを自作する場合に必要なものや予算別のおすすめパーツの選択基準を紹介しています。
特にビデオカードは3Dのゲームで遊ぶためには、相応のスペックが必要になってくるので、この記事でよく確認した上で購入してください。
ゲーミングPCを自作するとき必要なものを確認しておこう
ゲーミングPCを自作するときは、以下のものが必要です。ケースは無くても自作パソコンはできますが、それ以外のパーツは全て揃える必要があります。
パーツ名 | 使用用途 | 予算があるときのメリット |
CPU | ゲームの起動速度に影響するパーツ | CPUの処理速度を要求されるゲームを遊べる |
ストレージ | ゲームデータを保存するためのパーツ | 容量が多いと沢山ゲームをインストールできる |
電源ユニット | パソコンのパーツに電力を供給するパーツ | 高い電力を必要とする高性能なパーツを使える |
マザーボード | パソコンの各パーツを取り付けるためのパーツ | 拡張性の高いものを購入できる |
メモリー | ゲーム起動中のデータを一時的に格納しておくパーツ | 容量と速度のあるメモリーが買えるため、パソコンがフリーズするのを防げる |
ビデオカード | ディスプレイとパソコンを接続するためのパーツ | 高いと綺麗なグラフィックでゲームを楽しめる |
ケース | パーツを格納してホコリなどのゴミを防ぎ、冷却効果を上昇させる。 | 冷却効果の高いケースを買えるが、無くてもパソコンは起動できる。節約したい人はケースを買わないのもおすすめ。 |
OS | パソコンにオペレーティングシステムをインストールする | ゲームをするならWindows11がおすすめ。 |
ディスプレイ | ゲーム画面を投影できる | ディスプレイに映る映像にタイムラグが無くなるため、対戦型ゲームをする人におすすめ |
キーボード | 文字入力するときに使うパーツ | ラピッドトリガーと呼ばれるキーの反応速度を上昇させる機能が付属している |
マウス | マウスカーソルを動かすためのパーツ | マウスのボタンにゲームショートカットを複数登録できる |
ゲーミングPCを自作するときに予算をかけたいパーツ
2025年3月現在でゲーミングPCを自作するときは、CPUとメモリーとビデオカードと電源ユニットに予算をかけることをおすすめします。CPUとメモリーとビデオカードは、ゲームの起動速度が速くなるだけでなく、要求スペックの高いゲームも起動できるメリットがあります。そして電源ユニットは、できるだけ供給電力の多いものを購入してください。少ないと正しくパーツを組み上げてもパソコンが起動しない場合があります。
具体的なおすすめパーツを紹介
2025年3月現在でゲーミングPCを自作するときは、以下のおすすめパーツを検討してみてください。これらのパーツは今市場で人気とされるオンラインゲームが全てできるようにパーツを選んでいます。そのため、若干高額なパーツも含まれていますが、ゲームをするにはおすすめです。
おすすめパーツ名 | 2025年3月現在の値段 |
電源ユニットのASRockTaichi TC-1300T | 65,800円 |
CPUのCore i914900KBOX | 73,500円 |
メモリーのCP2K32G56C46U5 [DDR5 PC5-44800 32GB | 20,000円 |
ビデオカードのPalit Microsystems NE6406T019P1-1060D | 67,000円 |
低予算おすすめパーツとは
予算のない人は、以下のパーツを中心にゲーミングPCを自作してみましょう。購入時期にもよりますが、20万円ほどでゲーミングPCが自作可能です。
おすすめパーツ | 2025年3月現在の値段 |
CPUのRyzen7 5700G | 30,000円前後 |
ビデオカードのRTX4060 | 40,000円前後 |
メモリーのDDR4 PC4-25600 | 7,000円前後 |
1300Wの電源ユニット | 20,000円前後 |
まとめ
ゲーミングPCを自作するときは、安いものでも15万円から20万円くらいかかると考えておきましょう。さらにゲームを快適にするには、40万円以上の予算が必要になる上に、本格的にゲームをやりこむなら100万円以上の予算をかけている人もいます。したがって、自分のやりたいゲームに合わせたゲーミングPCを自作するのがおすすめです。