iPhoneの防水はどこまで大丈夫?お風呂や水没時の注意点まとめ

お風呂で湯船に浸かっている暇な時間を快適に過ごそうとiPhoneを持ち込もうとしている人はいませんか?そんな人はこの記事で紹介しているiPhoneの防水機能を把握してから持ち込むようにしてください。気を付けないと高額iPhoneが水没して使えなくなってしまう可能性があるので十分注意してください。

iPhoneの防水機能の仕様を理解しておこう

iPhoneの防水機能は、どこまで大丈夫かを実験できるほど高い性能ではなく、30分以上水やお湯の中に放置してしまった場合は例外なく壊れていまいます。また、水深6メートル以上のお湯や水に落ちてしまった場合は30分経過する前に壊れてしまいます。そのため、海で落としてしまった場合、復帰はほぼ絶望的でしょう。

そのため、お風呂を始めとした水辺でiPhoneを使うときはジップロックや防水ケースなどに入れて使うことを強くおすすめします。ですが、それでも完全に防水できるとは限らないので、一番は水辺でiPhoneを使わないことが重要です。

防水機能が搭載されていないiPhoneとは

iPhoneの中には防水機能がどこまで大丈夫かを調べた地点で壊れるタイプもあります。初期のiPhoneからバージョン5と一部の6には防水機能が搭載されていません。そのため、iPhoneにわずかな水滴でも付着するのは防いだほうがいいでしょう。

防水機能が登載されているiPhoneの仕様とは

各iPhoneの防水性能がどこまで大丈夫かを判断するには、国際規格のInternational Protectionを使って判断できます。仮に防水機能がIP68と記載されている場合は、防塵性能の等級が6で防水性能の等級が8という意味になります。また、防塵性能は最高6等級で防水性能は8等級が最高で、防水機能が搭載されているiPhoneの多くに最高の防水等級8が搭載されています。しかし、2025年3月現在最も高い防水性能を持っているiPhone15でも耐えられる水深は6メートルまでで、30分水没した場合は高い確率で壊れてしまいます。

iPhoneが水没したときの注意点とは

持っているiPhoneの防水機能以上の深度で水没してしまった場合、保証を使ってどこまで大丈夫になるかは液体侵入インジケーターで判断してくれます。液体侵入インジケーターは、SIMカードトレイの奥に設置されており、懐中電灯などで明かりを灯しながらトレイの奥の水没マークを確認してみてください。仮に水没マークが白い状態だと水没していないので、購入後1年以内は無料修理の対象になる可能性があります。反対に水没マークが赤く変色している場合は購入後1年以内でも有償修理になります。ドライヤーなどで乾かしても水没マークが赤から白に戻ることはないので、あきらめて修理を依頼しましょう。

iPhoneの水没を修理するときの費用とは

iPhoneが防水機能を超えて水没してしまった場合、どこまで大丈夫かを確認して修理してもらうことが可能です。しかし、最新式含めiPhoneの修理費用は公式ストアに依頼すると10万円近くする場合が多いのが現状です。そのため水没したら新しいiPhoneを買う人も多いようです。

なお、アップルストアで修理を依頼すると、iPhoneの代替品を貸してもらえるので、修理中に連絡やインターネットの閲覧に困ることはありません。一方公式ストア以外のお店に依頼すると、修理費用は安く済みますが、修理中iPhoneの代替品を借りられない欠点があることに注意しましょう。

まとめ

iPhoneが水没した場合、どこまで大丈夫か液体侵入インジケーターを確認することで判断できます。もし赤く変色したときは高額な修理費用が必要になります。安く修理してもらうことも可能ですが、修理中代替品を借りられないなど不便になることが多いです。また、iPhoneには防水機能があるとはいえ、完全防水してくれるわけではありません。お風呂で使うときはジップロックや専用の防水ケースなどに入れて使うのがおすすめです。