呼ばれてないのにじゃじゃじゃじゃ~ん、HachiQ4です。
今回は、先日購入した中華製XboxOne互換コントローラーのレビューの続編として、振動時の異音を改善するために分解した時の様子をレポートします。
ぶっちゃけこれまでに書いてきたブログ記事の中で最も役に立たないでしょう。
コントローラー自体のレビュー
先日意外と優秀だった中華製パチもんコントローラーを買ってみたのでちゃっかりレビューしています。
こちらもぜひ本記事とあわせてご覧ください。
免責事項
私は機械に特別詳しいわけでもなくただの分解癖のある変な兄ちゃんです。
本記事を参考にして分解作業を行い、コントローラーが壊れてしまっても当方では一切の責任を負いません。
全て自己責任にてお願い致します。
今回分解した理由:振動音対策
今回どうしてわざわざ分解なんてしちゃったのかといいますと、振動時にコントローラーから出る音が明らかにうるさかったからです。
というわけでそれの原因解明と対策を施すために分解してみました。
分解手順
さぁさぁそれではさっそく分解の方行ってみようじゃありませんか!
分解って楽しいよね!
用意するもの
- 精密ドライバー(100均のもので十分)
このコントローラーには星型などの特殊ネジは使われていませんので、普通に100均に売っているようなプラスの精密ドライバーが1本あれば事足ります。
私は上の写真のようなダイソーのものを愛用しています(笑)
ビスを外すのはプラスだけでいいのですが、パーツを分解するときにマイナスドライバーもあったほうが便利です。
基本的に精密ドライバーはセットなのでその辺は問題ないですかね(笑)
1.グリップ部分を外す
それではちゃっちゃ分解してしまいましょう。
まずは、コントローラーの両サイドについているグリップ部分を外していきます。
このようにグリップと本体の隙間にマイナスドライバーのような先の薄いものを差し込んで上げるとグリップが浮いてきます。
あとはツメで留まっているだけです。
ツメを折らないように気をつけながらグリグリっと外してあげましょう。
グリップの裏面はこんな感じです。
RとLが表記されているので戻す時も間違えることはないでしょう。
本体裏のビスを外す
次に、本体裏のビスを7本外していきます。
ぱっと見では気づかないのですが、黄色の丸印のシールをはがしたところにもビスがとまっているので注意が必要です。
外したビスは無くさないように気をつけましょう。
ここまで来ると、コントローラーの裏側のカバーが外れて中身が見えるようになります。
基盤を取り付けているビスを外す
続いて基盤を外していきます。
外すビスはオレンジで印をつけている2箇所のみです。
ビスを外したら簡単に基盤が外れます。
振動モーターの配線がとても細いのでちぎれないように注意しましょう。
(といってもハンダし直せばいいだけですけど)
分解完了だぜ!
ここまでくると基盤からボタン類まで全てばらすことができます。
小さいパーツもあるので無くさないようにしましょう。
ちなみに、LEDのインジケーターは今回の分解の目的に関係ないので外しませんでした。
電源の端子取り付け方が雑でいいっすねえ(笑)
中華製はやっぱりこうでなきゃ!
振動時の異音の原因はなんだったのか?
今回の目的であった振動時の異音の原因解明ですが、どうやらA,B,X,Yボタンのクリアランスにあったようです。
(写真をうまく撮れなかった)
特にYボタンが問題でした。
行った対策
最初は振動モジュールに問題があるのかと思っていましたが、実際のところはそうではありませんでした。
モーターは左右ともに割としっかりと固定されていました。
もしかしたら問題はボタン類にあるのかもしれないと思い、基盤を外してボタンをはめただけの状態でコントローラーを振ってみたところ、1つだけやけに緩いボタンが…
説明が難しいのですが、ボタンは本来基盤についているこのパーツ(写真は別のコントローラーのものですが規格は同じ)に常に接しているべきです。
ところが、ボタンの形状に個体差があるためその状態が保たれていません。
そこで、ボタンの高さを微妙に高くしてみました。
実はBボタン以外はこのようにに分割できます。
この間に薄いものをはさんで接着しました。
(写真を撮り忘れましたが先ほどのシリコンパーツを切って差し込みました)
これでこれまでのようなやかましい振動音とはおさらばです!
(といっても純正コントローラーに比べると…)
最後に
前回の記事でお伝えしたように、このコントローラーのコスパはかなり高いです。
今回の改造も気にならない人にとってはどうでもいいことかもしれませんが、単純に私の中で分解したい欲が高まってしまい抑えきることができませんでした(笑)
分解したことで壊れてしまっても「中華製の安物だしまぁいっか♪」と割り切れるところも魅力の一つではないかと思います。