どうも回転寿司でも光り物から食べるHachiQ4です。
今回は、GTA5でMT操作ができるようになるMOD「Manual Transmission & Steering Wheel Support」を導入してみたのでまたまた動画を撮ってみました!という記事です。
キーボードやXboxコントローラーだけでなく、ハンコンやクラッチもサポートされているので、GTA5でマニュアル操作をしてみたいと考えている方にはとてもお勧めです。
※私はXboxコントローラーを使用しています。
Manual Transmissionの特徴
GTA5はこれまでのグラセフシリーズの中で最も車両が充実している作品です。
車内視点も公式にサポートされ、メーター類も動くようになったにも関わらず、未だにMT操作(マニュアル操作)はサポートされていません。
ある程度レースゲームなどをプレイしたことのある人ならこれは物足りないですよね。
せっかく車を運転できるのだからMT操作したいじゃない!
なんならクラッチ操作もできるようにしたいじゃない!
というのを見事に実現したMODです(笑)
GTA4でも同じようなMODがありましたが、キーボードでの操作しかサポートされていませんでした。
しかし、今回紹介するMODはキーボードだけでなく、Xboxコントローラーやステアリングコントローラー(ハンコン)でのプレイもサポートされています。
他にもいくつかMT操作を可能にするMODがありますが、これほど扱いやすいMODはないので本当にオススメです。
Manual Transmissionの導入
必要なファイル
最新の「ScripthookV」を導入しておく必要があります。
手順1
とりあえずMODをダウンロードしましょう。
手順2
ダウンロードしたZIPファイルを開きます。
中に入っている「Gear.asi」と「ManualTransmissionフォルダ」をGTA5のゲームフォルダ直下にコピーします。
導入は以上です。
Manual Transmissionの使い方
基本的な使い方
導入も簡単でしたが、使い方も簡単です。
- 乗り物に乗り込む
- MODを有効にする(キーボード:」、ゲームパッド:Dパッド→長押し)
- シフト操作をする
※MODを有効にするとバックもアクセルで操作するようになります。
(デフォルトではブレーキ長押しでバック)
まさにマニュアル操作ができるようになります。
キーボード
ゲーム内で使用するキーは以下のようになっています。
キーボード操作でもクラッチ操作は可能なようです。
; Keyboard without numpad or laptop
; Toggle: |\
; Shift up: Shift
; Shift down: Control
; Clutch: X
; Engine: C; Keyboard H-shifter
; Gear: Numpad Gearnumber
; Neutral: Numpad 9
ゲームパッド
私はゲームパッドを使用してプレイしているので以下のボタンを使って操作しています。
ただ、シフト操作に使うXとAボタンには元々別の操作が割り当てられているので煩わしく感じたりもします(笑)
(乗車中のデフォルト操作 X:武器の選択/A:かがむ)
動画を見てもらえればわかりますが、シフトダウンの度に武器が表示されてしまいます。
しかし、これらのボタン以外に設定しても不便なので仕方ないのかもしれません。
; Xbox Controller layout, full options
; Toggle: Dpad Right (Hold)
; Shift up: A
; Shift down: X
; Clutch: Left Thumb Down
; Engine: Dpad Right
; Neutral: X (Hold)
ステアリングコントローラー
GTA5でステアリングコントローラーを使うには「x360ce」というハンコンをXboxコントローラーとして認識させるソフトを使う必要があります。
また、「ManualTransmissionフォルダ」の中にある「DIUtil.exe」を使ってボタンの割り当て設定をする必要があるとのことです。
詳しくは「README」を読んでください。
(ダウンロードしたファイルにも同じドキュメントが入っています)
その他の設定
settings_general.ini
「ManualTransmissionフォルダ」内の「settings_general.ini」を開くと以下のような項目があります。(私の設定です)
[OPTIONS] Enable = true ShiftMode = 0 SimpleBike = 1 EngineDamage = 0 EngineStalling = 0 EngineBraking = 1 ClutchCatching = 1 ClutchShiftingH = 1 ClutchShiftingS = 0 DefaultNeutral = 1 ClutchCatchpoint = 15 StallingThreshold = 85 RPMDamage = 5 MisshiftDamage = 5 |
これらの項目を変更することでよりMT操作で遊びやすくなりますのでいくつか解説してみます。
詳しくはREADMEを参考にしてください。
G29などのクラッチ付きのハンコンを使う方は設定次第でかなり楽しめそうですね。
(G27売らなきゃよかった…)
項目 | 値 | 設定内容 |
Enable | true/false | trueにしておかないとMODが動きません。 |
ShiftMode | 0/1/2 | 0:シーケンシャル 1:Hパターン 2:オートマ |
SimpleBike | 0/1 | バイクの操作を決定します。 0でエンストも起こるようになります。 |
EngineDamege | 0/1 | 1にするとシフトミス等でエン ジンがダメージを受けます。 |
EngineStalling | 0/1 | 1にすると回転が低くなった時 にエンストします。 |
EngineBraking | 0/1 | 1にするとエンブレが有効になります。 |
ClutchCatching | 0/1 | 1にするとクラッチ操作がシビ アになります。 |
ClutchShiftingH | 0/1 | Hパターンでの設定です |
DefaultNeutral | 0/1 | 0にすると車に乗った時に1速に、 1にするとニュートラルになります |
ClutchCatchpoint | 0~100 | たぶん半クラの設定? |
StallingThreshold | 0~100 | エンストのしきい値を決めるようです。 ClutchCatchpointよりも高い 値にする必要があるとのことです |
RPMDamage | 0~any | エンジンがどれほどのダメー ジを受けるかの設定です。 推奨値は1 |
MisshiftDamage | 0~any | シフトミスによるエンジンへのダメージを決定します。 推奨値:EnableH = 1 EngineDamage = 1 ClutchShifting = 1 |
HillBrakeWorkaround | 0/1 | 1にすると坂道発進を再現するとのことです |
AutoGear1 | 0/1 | オートマ時に最初のギアだけ(Dレンジに入れる操作) を行うかどうか。1で有効化。 |
AutoLookBack | 0/1 | 1にすると、リバースに入れた 時に自動で後ろを見ます。 |
ThrottleStart | 0/1 | 1にするとクラッチを踏んだ状 態でないとエンジンがかかりません |
UITips | 0/1 | 1にするとインジケーターが表 示されます。 |
CrossScript | 0/1 | 1にすると「NFSGauge」や 「Lefix Speedometer」など の他のMODのインジケーター と同期します |
メインメニューを開くキーの変更方法
メインメニューを開くキーの設定方法についてはフォーラムの以下の投稿を参考にしてください。
Manual Transmissionのプレイ動画
今回もMODの動作を動画で紹介してみますが、正直伝わりにくいかもしれません(笑)
GTA5のオリジナルのミッションとMODの動きを比べられるように編集してみました。
ギアインジケーターの動きの違いに注目して頂ければ少しはわかりやすいかも…
動画に出てくる車両MOD
2015 Nissan GT-R by YCA-y97y
テクスチャも綺麗ですしエアロパーツもnismoとBenSopraのエアロキットが用意されています。
GT-RのMODはたくさんありますが、一番クオリティが高いMODはこれじゃないでしょうか。
Bati2 – Kamen Rider S H Figuarts Ex Machine HardBoilder Skin
仮面ライダーWに出てくるマシンハードボイルダー風のスキンです。
マシンハードボイルダーはホンダのCBR1000RRを改造したものですが、これはGTA5のbati2のスキンを入れ替えるMODです。
クオリティはそこまで高くありませんがセンスが好きです(笑)
感想
このMODのいいところはScripthookVだけで動作することですね。
他のMT化MODはLUAスクリプトを必要としますが、LUAスクリプトはここ最近更新されていないようです。
また、ゲームパッドでも操作しやすいだけでなく、ステアリングコントローラーやクラッチまで操作できるようになるのでロスサントスのドライブがさらに楽しくなりそうです。
導入は簡単ですが、設定項目がややわかりづらいのでもし困ってらっしゃる方がいらっしゃたらぜひ参考にしていただければと思います。