どうも、雨の日は寝癖が半端ないHachiQ4です。
今回は、久々のメジャー(?)アップデートでVer.3.0となったOpenIVについて軽くまとめてみます。
個人的には結構ありがたい機能が追加されていて嬉しいアップデートだったりします(笑)
OpenIVとは
GTA4,GTA5のMODユーザーの方々には今更説明の必要もないでしょうが一応…
OpenIVとは、GTA4/GTA5のゲーム内のファイルを閲覧・編集を可能にするソフトです。
車両MODをはじめとした様々なファイルの入れ替えの時にはお世話になっていますね(笑)
過去にはテイクツーから法的措置を取られて使えなくなるという事態に発展したこともあります。
そんなOpenIVが今回久々のメジャー(?)アップデートで2.9.2から3.0になりました。
OpenIV 3.0での変更点
大体の概要はOpenIV公式のこの動画を見ていただければわかると思いますが、私が個人的に気になった項目を簡単にまとめてみます。
より詳細なアップデート内容が知りたい方はOpenIV公式ページをご覧ください。
PS4のファイルをサポート
今回のアップデートの一番の目玉はおそらくこれでしょう。
OpenIVからPS4版のGTA5のファイルを開くことができるようになったそうです。
これまでは単なる飾りだった[PS4]ボタンですが、今回からようやく意味を持つようになりました。
この件については記事の後半でまた触れようと思います。
前回のロケーションから再開できるようになった
個人的にありがたいなと思うトピックです(笑)
OpenIVのオプション設定画面(Tools→Option)で、前回終了時のロケーションを記憶しておくという機能と、終了時にダイアログを表示するという2つの項目が追加されています。
終了時のダイアログについてはあってもなくてもいいかなという感じですが、前回開いていたロケーションから再開できるのはかなり重宝しそうです。
(同じ車両を頻繁に入れ替えてテストしたりするときって結構あるんですよねw)
ちなみに、終了時のダイアログはこんな感じで出ます。
OpenIVの場合は基本的に自動でセーブしてくれるのでほとんど必要ない機能だなーと思ったり思わなかったり(笑)
アニメーションビューワー
上の画像のninef2のように、ルーフの展開や、クレーンの伸縮などといった独自のアニメーションを持った車両の動きの確認がOpenIVからできるようになりました。
コンバーチブル車両のMODを作っていて屋根の展開を確認したい時なんかは大助かりですね。
(やったことないし作れる気しないけど…)
いちいちゲームを起動しなくていいだけでテストの手間がかなり省けるはずです。
D&DでOIVパッケージをインストールできるようになった
ドラッグアンドドロップでOIVパッケージをインストールできるようになったことも地味にうれしいアップデートですね。
元々OpenIVを開いてなくてもOIVファイルを開けば自動的にパッケージインストーラーを起動してくれていましたが、最近のNVRのように複数のパッケージを一度にインストールしたいときなんかはややめんどくさい印象がありました。
これからはOpenIVを開いていればドラッグ&ドロップだけで開くことができちゃうので作業効率が上がりそうです。
テクスチャーエディターに検索機能が追加された
個人的には一番うれしいアプデ内容かもしれません(笑)
YTDファイルを開いた時のテクスチャーエディターの画面に検索窓が追加されています。
例えば、上の画像は秋名山のマップMODのYTDファイルを開いた画面ですが、テクスチャの枚数が非常に多くて確認したいファイルを探すのが大変です。
かといって、すべてのテクスチャを書き出したりするのは大変だし…みたいなことがよくあります(笑)
そんな時に、こういう検索機能があるとないとでは作業スピードがかなり違ってきそうです。
余談:ついにMODがPS4版にも対応か!?!?
今回の一番のトピックは間違いなくこのPS4サポートなのですが、実際のところPS4ですぐにMODが使えるようになるというわけではなさそうです。
今のところ、PS4版ファイルについてはOpenIVの全ての機能を使えるわけではないようで、実際にはテクスチャやモデルの閲覧、オーディオの再生といった基本的な機能だけの実装となっています。
OpenIVチーム自体、PS4版のファイルが開けるようになるとは思っていなかったようでopenFormatsでエクスポートしたり、ファイルの編集をしたりといった機能の実装も未定なようです。
今後PS4版GTA5でもPC版のようなMODが可能になるのか?
多くの皆さんが気になっているところはこれではないでしょうか。
私の適当な見解で言うと、たぶんNOです(笑)
単純にPS4のマシンスペックの限界という話もあるかもしれませんが、それ以前にPS4のようなコンシューマー機でゲームソフトを改造する行為が許容されるわけがないというのが一番の理由です。
開発側としてはコンシューマー機であれば個々の環境に左右されることが少ないのでやりやすそうではありますが、昨年T2との問題があっただけにOpenIVチームがそこまで踏み込むかについては怪しいところです。
実際にどうやってPS4のファイルを開くの?
正直、私は現在PS4版のGTA5はおろかPS4すら持っていないのでこの機能を使うことはないのですが、実際どうやってPS4版のファイルを開いているのかは気になるところですね。
これに関しては、先ほどの動画のコメント欄に面白い考察がありました。
ざっくり要約すると、「PCのドライブにPS4版のGTA5のディスクを入れればPS4版のファイルを閲覧できるようになると思うよ。もし、ディスクを持ってなかったら(DL版)PS4とPCを接続する必要がありそうだけど、脱獄の必要はなさそうだね。」ってことでしょうか。
PS4版のファイルを開くだけであれば難しいことはなさそうです(笑)
最後に
今回のアップデートはユーザビリティに直結する内容が多くて、個人的にはなかなかありがたいアップデートだったんじゃないかなと思います。
GTA5のMOD界隈にとってOpenIVはなくてはならない存在なので今後もその動向に注目していきたいと思います。