[FiveM]サーバーの管理・運営に便利な「EssentialModeBase」の導入方法の解説!サーバーにプレイヤー情報を保存できて便利!なんでもできちゃう!

 

どうも最近ローソンの牛乳寒天がお気に入りのHachiQ4です。

今回は、FiveMサーバーの管理・運営に便利な「Essential Mode base」の紹介と導入方法の解説をしてみようと思います。

データベースを作成してそこにプレイヤー情報を保存できるようになります。

FiveMについて

FiveMについての基本的なことから導入方法まではこちらの記事で解説しています。

ちなみに、私が公開しているサーバーもあります(笑)

 

FiveMサーバーを立てよう講座

第一弾:「自分でサーバーを立てよう!(FXサーバー)」

第二弾:「サーバーの基本的な設定を済ませよう!」

第三弾:「サーバーに車両MODを追加しよう!」

第四弾:「サーバーにマップMODを入れてみよう!」

第五弾:「サーバーを公開してみよう!」

最終回(仮):「サーバーにプレイヤー情報を保存しよう!EssentialModeBase」

 

Essential Modeとは

Essential Mode baseとはKanersps氏が公開しているFiveMサーバー用のリソースです。

CouchDBというデータベースを利用して簡単にデータベースを作成することができ、プレイヤーの情報をデータベースに保存することで、お金の管理やステータスの管理といったことができるようになります。

また、EssentialModeを利用したプラグインも数多く公開されているので、ご自身のFiveMをより本格的なサーバーにカスタムすることができます。

導入方法も意外と簡単ですし、ぜひ導入しておきたいプラグインです。

 

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Essential Modeでできるようになること

EssentialModeを使えば簡単にデータベースを利用できると書いたものの、実際にどのようなことができるのでしょうか?

正直、私もサーバーを触り始めてからそんなに長いわけではないのであまり詳しくはありませんが、EssentialModeを使ってできるようになることをまとめてみます。

(もちろんここで紹介した以外にも様々な使い道があると思います。)

 

Admin機能

EssentialMode baseを導入すれば、非常に簡単にAdmin(管理者)機能を実装することができます。

詳しい使い方はあとで詳しく解説します。

 

お金(口座)機能

EssentialMode baseにはデフォルトでプレイヤーのお金を管理する機能が付いています。

また、この機能をさらに強化してプレイヤーの口座を管理する機能まで実装できちゃいます(笑)

 

警察などのミッション

LSPDFRのように警察ミッションをプレイすることも可能です。

 

ローカルチャット

GTAオンラインのようにフレンド同士だけでチャットをしたいということがありますが、FiveMのデフォルトのチャットではサポートされていません。

その機能を簡単に使えるようにすることも可能です。

 

プレイヤーのモデルや武器などの管理

EssentialModeを使ってプレイヤーのモデルや、所持している武器を管理することもできます。

 

ガレージや車の保存

車両の購入やガレージ機能を実装することも簡単そうです。

ミッションによって得たお金を使って購入することになるので、まんまGTAオンラインですね(笑)

実車MODを使える上に、車両の価格も自由に変更することができるのでゲームバランスを自在にコントロールできます。

 

不動産機能

FiveMで物件の管理までできちゃいます(笑)

 

サーバー内でチームを作ったり役割を管理したり

サーバー内でチームや役割を管理することも簡単です。

rolesFXのように自分でIDを追加したりする必要もないのでとても便利そうです。

 

というかロールプレイ全般

データベースにプレイヤーの情報を保存できるわけなので、ぶっちゃけロールプレイ全般を楽しむことができます(笑)

アイデア次第でかなりおもしろいサーバーを作ることができそうです。

 

Essential Modeの導入方法

多彩なカスタマイズが可能なEssentialMode baseですが、それらを利用するためにはとりあえず導入してみないことには始まりません。

ということで早速導入してみましょう!

 

EssentialMode baseのダウンロード

EssentialMode baseはフォーラムページからダウンロードできます。

 

EssentialMode baseをインストール

EssentialModeのインストール方法も他のリソーススクリプトと変わりません。

「resources」フォルダーに「essentialmode」フォルダーごとコピーし、server.cfgのオートスタートリソースに”start essentialmode”と追記します。

 

CouchDBのインストール

EssentialMode baseを利用するにはCouchDBというデータベース管理システムを利用します。

とりあえず公式ページから最新版をインストールしておきましょう。

インストール先の変更などは特に必要ありません。

 

CouchDBでアカウントを作成

CouchDBをインストールしたらhttp://127.0.0.1/にアクセスして管理画面を開きます。

次に、一番下のアイコンをクリックし、アカウントを作成します。

EssentialModeの設定はこんな感じです。

  • User:root(これも多分任意)
  • Password:任意

 

アカウント情報を”config.lua”に記述

アカウントを作成したら、その情報をEssentialModeの”config.lua”に記述します。

ip = GetConvar('es_couchdb_url', '127.0.0.1') 	--変更の必要はありません port = GetConvar('es_couchdb_port', '5984') 	--おそらく変更の必要はありません auth = GetConvar('es_couchdb_password', 'root:1202') 	-- "user:password", のように記述します

 

サーバーを起動して導入できているか確認

ここまでできたらとりあえずサーバーを起動してみましょう。

サーバーのコンソールの下部に上の画像のような表示がされれば導入成功です。

 

ユーザーの情報を確認する

EssentialModeをインストールしてCouchDBのコンソールを開くとこのようにユーザー情報を取得することができます。

ここにはサーバーに接続したすべてのユーザーの情報が表示されます。

 

ES_Adminの使い方

次は実際にプラグインを導入してみましょう。

私がEssentialModeに一番期待していた機能がこのAdmin機能です。

EssentialMode base 4.6には”ES_Admin2″というプラグインが同梱されています。

これを使えば簡単に管理者機能を実装することができます。

 

ES_Admin2のインストール

他のリソーススクリプトと同様に「resources」フォルダーに「es_admin2」フォルダーをコピーして、”server.cfg”に”start es_admin2″と追記してください。

 

ユーザーグループ機能

ES_Admin2はユーザーグループ機能をサポートしています。

  • Superadmin
  • Admin
  • Mod(Moderator)

それぞれの権限は”server.lua”にて利用できるコマンドを指定することで変更できます。

 

ユーザーをグループに追加する

ユーザーをグループに追加するにはFiveMサーバーのリモートコンソールである「icecon」を使います。

例えば、自分をSuperadminにするには手順は以下のとおりです。

  1. とりあえずサーバーに入室しておく
  2. iceconで”status”と入力して自分のIDを取得する(仮にID=1とします)
  3. 次に”setgroup 1 superadmin”と入力

これで完了です。

ほかのユーザーを他のグループに追加したい時も同じ手順で行えます。

(“setgroup [ID][group]”)

また、先程紹介したCouchDBのコンソールからもユーザー情報を編集できますが、視認性が悪いのであまり便利とは言えません(笑)

 

 

コマンドサポート

ES_Admin2はサーバーの管理に必要ないくつかのコマンドをサポートしています。

例えば

  • /kick[ID][reason]:プレイヤーをキックします
  • /slay[ID]:プレイヤーを殺します(笑)
  • /announce[text]:お知らせとしてチャットを投稿します

他にも便利なコマンドが用意されています。

これらのコマンドはすべてチャットの入力画面から利用できるので、わざわざAlt+tabでiceconに切り替えてIDを確認して~といった面倒な作業は必要ありません。

ユーザーのIDはキーボードもしくはコントローラーの”↑”キーで確認することができます。

 

グループステータスの確認方法

サーバー内で自分のステータスを確認するには”/admin”と入力します。

(すべてのユーザーが利用できるコマンドです)

また、チャットボックスに”/”と入力するとコマンドリストが表示されるので非常に便利です。

 

最後に

これまで6回に渡ってFiveMサーバーの立て方からそのカスタマイズ方法を解説してきました。

ここまでくればある程度自分自身でサーバーをカスタムできるようになっているのではないでしょうか?

実際、私もまだまだわかっていないことだらけですが、フォーラムで調べてみると意外と答えが見つかったりします。(もちろん英語オンリーなので大変ですが(笑))

最初はとっつきにくく感じてしまうかもしれませんが、実際にやってみるとそんなに難しいことはありません。

私のブログをきっかけにFiveMで日本のサーバーが増えてくれることを願っています!